アジアの国々を訪れると、さまざまな屋台料理に出会います。ファストフード感覚で食べ歩けば、その国の住人になったような感覚に。アジアの屋台にはそんな不思議な魅力があります。
今回ご紹介するのは、インドやパキスタン、アフリカ諸国などで一般的に食べられている「ロティ」という食べ物。タイ、マレーシア、シンガポールなどではバナナや練乳をトッピングするなど、アレンジされたロティがたべられているとか。わたしがタイで出会ったロティはカレー味。あの味が恋しくて、何度か自宅でトライしてみたものの、うまく作ることができない……。そんなときに嬉しいニュースが。なんと、東京・神楽坂に、日本初のロティ専門店がオープンしたというではありませんか!
素材にとことんこだわった、体にやさしいgootara流ロティ
ロティ専門店の名前は「gootara café(グータラカフェ)」。のんびり癒し系のネーミングがぴったりな佇まいは、どこかアジアの屋台に似ています。それもそのはず。13年前にタイにひとり旅をした女性が、ロティのおいしさに魅せられてオープンしたのがこちらのカフェ。はじめてロティを食べた人もそのおいしさにはまり、リピーターが続出していることでも知られています。
おいしさのヒミツは素材へのこだわり。パンの生地を揚げる油は美容や健康に良いことでしられるココナッツオイルを使用。砂糖はミネラルたっぷりのキビ砂糖、トッピングするドライカレーやミートソースもすべて自家製という徹底ぶりです。
おすすめは「ロティマタバ(600円)」という、お食事ロティ。生地に自家製ドライカレーが包まれているこの一品。タイの屋台と同じ?いや、それ以上においしいではありませんか!包まれた半熟卵がスパイシーなカレーをまろやかな風味に仕上げています。
おやつ感覚でいただくなら、グータラカフェオリジナルの「神楽坂ロティ(650円)」はいかが?自家製のあんこときな粉、抹茶、黒蜜、バニラアイスをトッピングした和ティストのロティはほっとするやさしい味わい。グータラオリジナルのロティに、本場タイの屋台も顔負けです。
都会のオアシスでほっとひと息
グータラカフェのロティは、タイの夫婦にレシピを教わったという本格派。そこにオリジナルのレシピや素材をプラスすることで、独自のおいしさを生み出しています。
エネルギッシュな都会に佇むオアシスのようなカフェ、gootara caféに、ぐーたら気分で出かけてみませんか?
⇒詳しくはこちら:gootara cafe