甘酒とは、いつから日本で飲まれるようになったのでしょう。諸説ありますが、日本書紀によると中国が起源とされています。江戸時代に入ると甘酒は夏バテ予防に良いとされ、甘酒売りが歩く姿は夏の風物詩だったようです。どことなく甘酒は、寒い冬の温かい飲み物というイメージですが、江戸の人々は直感的に甘酒がもたらす疲労回復のパワーの恩恵を受けていたというわけですね。
そこで気になるのが甘酒の栄養素。もち米や米麹、酒粕などを発酵させて作る甘酒は、ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖、オリゴ糖などが含まれています。疲労回復の他、整腸作用による免疫力アップや便秘解消、さらには美肌効果も! 健康サポートから美容まで、ありとあらゆる嬉しい効果が期待できるのが、甘酒パワーなんです!
酒粕と米麹、その違いとは?
その豊富な栄養素から近年、再び注目を集めている甘酒。最近ではスーパーやコンビニでも1年を通して販売されるようになりました。さまざまな種類がある甘酒ですが、原料を見ると「酒粕」と「米麹」に大別されていることがわかります。また、2つをブレンドしたタイプも。それぞれの特徴を見ていきましょう
- 酒粕
酒粕とは、日本酒のもろみを圧搾した後にできるものです。そのためアルコール成分を含み、カロリーが高めなのが特徴。価格は比較的リーズナブルで、家庭でも作りやすいメリットがあります。
- 米麹
米麹は米に「麹菌」を加えて発酵をさせます。アルコール成分が少なく、低カロリーなのが特徴。その甘みは米本来がもたらすもので、加糖されていないものがほとんど。上にあげた栄養素は米麹に多く含まれています。
京都の「ええもん」だけで作った「とろり甘酒」のこだわり
1,296円(税込)
京都市伏見にある「むすびの」は、野菜とジビエの町家レストランです。京農家さんの新鮮な食材を、築150年の古民家で提供しています。 「むすびの」という店名は、京農家さんたちの想いをお客様につなげ、良いご縁をむすぶお店でありたいという意味が込められているのだとか。実はこの古民家は酒蔵の邸宅をお借りしたもの。そんなご縁から日本酒づくりに用いられる米麹が体に良いことを知り、「良い甘酒」とはどんなものかを学ぶことから甘酒づくりはスタートしました。
そこでたどり着いたのが素材となるお米と米麹へのこだわりです。お米には「食べてくれる人にありがとうと言っても耐える米作りを」と語る京都の「中島農園」のものを。米麹は360年続く老舗米麹屋の「菱六」の吟醸酒麹を使用しています。
京都の「ええもん」だけで作られた「とろり甘酒」。それはまさにとろけるようなおいしさ! 米と米麹だけとは思えないやさしい甘さは、炊きたてのごはんを彷彿させる豊かな味わい。上等な素材が生み出すハーモニーは、牛乳に混ぜたり、すりおろした生姜を加えてもおいしくいただくことができますよ。
冬はホットで、夏冷やしていただくことができる「甘酒」。京都・むすびのが贈る、とっておきのおいしさを、ぜひ味わってみてくださいね。
冬はホットで、夏冷やしていただくことができる「甘酒」。京都・むすびのが贈る、とっておきのおいしさを、ぜひ味わってみてくださいね。
- 取扱いショップ
-
フフルルで ポイントアップキャンペーン 実施中です!※フフルルポイントへのログインが必要です。