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使い手の仕草が美しいレザーウォレット「所作」の美しさに一目惚れ! ジャパンメイドの粋な思いをお届けします

フフルルニュース

使い手の仕草が美しいレザーウォレット「所作」の美しさに一目惚れ! ジャパンメイドの粋な思いをお届けします
使えば使うほどに味が出るレザー製品。Made in Japanの世界で高く評価されているレザーブランド「所作」は、日本の心を大切にしている逸品です。1枚の革から作られるこだわりの製品の魅力を紹介します。

昔から日本人に根付く「所作(しょさ)」という言葉があります。美しい立ち振る舞いや仕草などを指す、この言葉。茶道のわびさびにも通じ、所作は日本人がもつ心の美しさや美意識の表れともとらえることができます。今回ご紹介するのは、そんな所作への思いを形にしたお財布です。使うほどに愛着が増す革の魅力に加え、作り手のこだわりが随所に感じられる革製品『所作』の魅力をひも解いてみましょう。

ヒントは「折紙」の重なり 『所作』誕生秘話

5つの形と25色で展開する『所作』。素材となる革も5種類から選ぶことができます
5つの形と25色で展開する『所作』。素材となる革も5種類から選ぶことができます

「世界でも珍しい製法で、丹念に手間をかけた堅牢な植物なめしのジャパン・レザー。 そのレザーを縫うことなく一枚の革で仕立て、レザー本来の風合いを最大限に活かす」。これは、デザインから製造、販売までを行う『No,No,Yes』所作シリーズのコンセプトです。5型のラインナップは25色から展開され、オリジナリティーにあふれています。美しい色合いに魅了され手にとってみると、おどろくほどにしなやかで軽く、まるで自分のために誂えられたかのような感覚に。

 

小物シリーズはごく一部で、レザー主体のファッションを専門に展開する同社は、毎年2回パリコレウィーク期間中にパリで展示会を継続するほどの実力の持ち主。本業であるレザーウェアにおいて2008年にはあの、ルーブル装飾美術館にも展示されました。またレザー製品において世界最大規模のイタリアの見本市「ミペル」においては、2000以上のブランドの中から「パノラマアワード」を受賞しています

 

「レザー製品の本場であるイタリアで評価されたことはとてもうれしいこと。でも、やはりイタリアに何百年も根付いたレザー文化にはなかなか真っ向勝負では勝てません。どうずれば日本の精巧な技術やセンスを全面に出して勝負できるかを考えたとき、1枚の革を折紙のように折りたたんでみたんです。すると、ちょっとおもしろいデザインになって。革が重なるディテールの美しさやそのかたちは袱紗(ふくさ)にも似ているな、と。そこからヒントを得て生まれたのがロングウォレットの『所作』なんです」と、語るのはデザイナーの橋本太一郎さん。とことん日本製にこだわる所作は、ジャパンメイドにこだわり、製造工程のほとんどを自社の工房で行っています。

リペア要らずの秘密は「ネジ」にあった!

「ロングウォレット カーフベージュ」折紙のように重なりあうディテールの美しさが特徴的
「ロングウォレット カーフベージュ」折紙のように重なりあうディテールの美しさが特徴的

1枚の革を折りたたんで作る所作に縫い目はありません。革製品のリペアで最も多いのが縫い目のほころび。糸を使わないことでリペアがほとんど必要ないのだとか。

 

糸を使わない所作ですが、一箇所だけネジで留められているのがわかります。実はこの小さなネジにもメイドインジャパンの技術が生かされていました。

 

「絶対にゆるまないネジ」として世界に名を知らしめた東大阪のハードロック工業のネジを採用しています。スカイツリーや新幹線にも用いられるこのネジ開発の着想は神社の鳥居にあったという秘話も、ジャパンメイドにこだわる『所作』にぴったりだと思いませんか?

不思議と手をあわせる仕草が生まれるお財布

縫い目やボタンがない『所作』は、自然に手を合わせる仕草が生まれる。
縫い目やボタンがない『所作』は、自然に手を合わせる仕草が生まれる。

縫い目やボタンがない『所作』は、革を重なり合わせることで閉じるため、自然に手が拝む仕草になります。手と手を合わせる、それは感謝の気持ちを表す凛とした美しい仕草。その感謝の思いこそが美しい「所作」であると橋本さんは語ります。

刻印された「Japan Heart」「Japan Leather」「Japan Made」の文字
刻印された「Japan Heart」「Japan Leather」「Japan Made」の文字

「日本人が世界に誇れるものは数多くありますが、その根底にあるのは感謝の気持ちや人のために役立ちたいという思いではないでしょうか。現代では希薄になりつつある日本の美しい心を、所作を使うことで思い出してもらえたらうれしいですね」

 

リペア要らずの『所作』ですが、同社が得意とする染めの技術で仕立直しをすることができます。この技術もまた、日本が育んできたものを大切にするという心。使い手によってさまざまな表情をみせる革製品ですが、仕立て直しをすることで新たな生命を吹き込むことができます。

お財布をもっとパーソナルにカスタマイズ

渋谷区千駄ヶ谷に直営のレザーテーラーがあり、最も所作のラインナップを取り揃えています。ライフスタイルや使うシーンを「カウンセリング」しながら、ぴったりな1点を導き出してくれますよ。

 

「『所作』が目指すところは、スマートフォンのような存在です。どちらもパーソナルなものですが、スマートフォンは思い思いにアプリを入れ、アップデートをしますよね。肌身離さず持つことが多いお財布も、使いグセを楽しんだり、カスタマイズをしたり、世界でたったひとつの存在になってほしいと思います」

 

ものを大切にする心、感謝の心が美しいからこそ『所作』のあるべき姿。とことんジャパンメイドにこだわった同社のもうひとつの工房は兵庫県姫路市にあり、その住所はなんと、姫路城と同じ番地。そんな偶然をも楽しんでしまう遊心も『所作』の魅力のひとつです。

No,No,Yes Leather Tailor Tokyo

■営業時間:15:15〜19:19 定休日 : 月曜・火曜
■住所:渋谷区千駄ヶ谷1-21-5
■電話:03-3408-2706
■お問い合わせ:tokyo@nonoyes.co.jp
◯:毎月いちどの満月の夜には"満月BAR"

https://www.nonoyes.co.jp/

文:ねこりょうこ
ライター/エディター/フードスタイリスト
情報誌編集部員を経てフリーランスに。美容、インテリア、フードなど、スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。ごはんと動物をこよなく愛し、今日も「おいしい」と「かわいい」を求め、日本全国を取材活動中。
【公式ブログ】https://neko-shokudo.amebaownd.com/

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