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面倒な下ごしらえ不要、しかもおいしい!ネオ玄米で作る酵素玄米

フフルルニュース

面倒な下ごしらえ不要、しかもおいしい!ネオ玄米で作る酵素玄米
ビタミンB1やミネラルを豊富に含む「玄米」。健康や美容に良いとされることから、ヘルシーコンシャスな人たちのなかで話題を呼んでいます。ところが、ちょっと厄介なのが、白米に比べて炊き方に手間がかかること。においも独特で苦手とする人も多いようです。そこで見つけたのが圧力鍋や二度炊き不要の「ネオ玄米」。しょうゆメーカー「キッコーマン」独自の技術から生まれたネオ玄米で、酵素玄米を作ってみました。
玄米には、人間が健康を保つために必要とされる栄養素のほとんどが含まれているといわれています。なかでも、ビタミン、ミネラル、食物繊維は日本人の主食である白米よりもダントツで高く、完全栄養食といわれるのも納得です。
玄米を食べることで期待される健康・美容効果は次の通り。
  1. ビタミンB1 ... 糖質や脂肪の代謝を促す。
  2. ビタミンE ... 活性酸素を中和し、老化を緩やかにする。
  3. カリウム ... 体内の余計な塩分を排出し、むくみを解消。
  4. たんぱく質 ... 細胞を生成するための必須栄養素。肌のターンオーバーを正常化。
  5. 食物繊維 ... 整腸作用により、便秘を解消。

このように、女性にうれしい効果いっぱいの玄米ですが、おいしく食べるためには水に一昼夜浸したり、水加減を調整したりなど手間がかかります。独特のにおいが苦手という方も多いようです。
ネオ玄米
そこでおすすめなのが、「ネオ玄米」です。この玄米は、しょうゆメーカーで知られる「キッコーマン」が、しょうゆの原料である大豆を処理するために開発した「パフ加工技術」を用いて独自開発されたもの。
穀類を高温高圧で膨張処理をすると、固い穀類外皮の表面に多くの亀裂が入ります。すると吸水性が高まり精白米と同じように炊飯器でふっくら炊き上がるという仕組み。圧力鍋を使ったり二度炊きをしなくても、炊飯器でおいしく玄米を炊くことができるというわけです。

そこで今回は、「ネオ玄米」を使って、話題の「酵素玄米」作りにチャレンジ。酵素玄米とは、玄米にあずき、塩を加えて炊き上げ、3日間以上保温し続けたごはんのことです。
酵素といえば、生野菜や発酵食品に含まれる、美肌やダイエットに欠かせない成分。いつものご飯を酵素玄米に置き換えるだけで手軽に摂取することができますよ。
【材料】
  1. ネオ玄米 ... 4合
  2. あずき ... 大さじ4
  3. 塩 ... 5g
【作り方】
  1. 炊飯器の釜にネオ玄米、あずき、塩を入れ、炊飯器の「玄米コース」より気持ち多めの水位に調整し、炊飯スタート(*ネオ玄米は精白米のように研ぐ必要はありません)。
  2. 炊き上がったら全体をよく混ぜ、そのまま3日間保温。1日1回、清潔なしゃもじでかき混ぜ、3日目から食べごろに。4日を目安に食べきる。

酵素玄米は、3日以上保温することでは酵素が数倍にも増えるといわれています。もともと美容に良いことで知られる玄米ですが、3日間寝かせることでおこわのような、もちもち食感を楽しむことができますよ。
毎日しゃもじでかき混ぜるたびに酵素玄米がお赤飯のように濃くなっていくのがわかります。そしていよいよ3日目。早速食べてみると・・・。玄米とは思えないもちもち食感!玄米特有のニオイも気になりません。正直、玄米は苦手だったわたし。ネオ玄米なら毎日おいしくい食べられそうです。

ネオ玄米は、白米に混ぜてもおいしくいただくことができます。玄米独特のパサパサ感やにおいも気にならないので、チャーハンや雑炊など、いろいろな料理にアレンジできるのもポイント。

体の内側からきれいを作る「ネオ玄米」で、おいしい玄米ライフ、はじめませんか?

⇒詳しくはコチラ:キッコーマン ネオ玄米
文:ねこりょうこ
ライター/エディター/フードスタイリスト
情報誌編集部員を経てフリーランスに。美容、インテリア、フードなど、スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。
ごはんと動物をこよなく愛し、今日も「おいしい」と「かわいい」を求め、日本全国を取材活動中。
【公式ブログ】ねこ食堂