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やっぱり無添加が好き!ポートランド発、100%ナチュラルのスキンケア石けんで育てる肌

フフルルニュース

やっぱり無添加が好き!ポートランド発、100%ナチュラルのスキンケア石けんで育てる肌
年齢を重ねるとともに、肌のコンデイションが変わってくるのは当たり前のこと。そんなとき、ふと疑問に思ったのが普段使っているスキンケア用品の成分。なんとなく使ってはいるけれど、直接肌に触れるものですもの、きちんと知っておきたいですよね。そこで出会ったのが、ポートランドから届いた無添加石けんです。100%ナチュラル、しかもハンドメイドというこだわりの「カマムソープ」をご紹介します。
石けん
無添加やオーガニックが「肌に良い」ということはわかっているけれど「なぜ良いのか」と改めて考えてみると、よくわからないというのが本音では?一般的な石けんとなにが違うのか、ちょっとおさらいしてみましょう。

市販されている石けんは、油脂に苛性ソーダを加えて「けん化」という化学反応をおこして作られるのが一般的です。油脂に含まれる脂肪酸に苛性ソーダが反応し、石けん素地とグリセリンができます。すると、泡を作る界面活性剤となり、洗浄剤になります。

水と油が混ざり合わないのは、それぞれ「界面」で別れているから。この界面に働きかけ、混ざり合わせているのが界面活性剤というわけです。原料は石油から合成されたものが多く、防腐剤が含まれることも。また、香りは人工香料を使用。大量生産ができることが最大のメリットですが、洗浄力が強すぎるため、肌に必要なうるおい成分まで洗い流してしまったり、含まれる合成物質が肌トラブルを招いたりすることも・・・。

それに対し、無添加石けんは、植物性オイルや精油など、自然にあるものを使用して作る石けんです。製造途中に防腐剤や合成成分を配合してないため、肌に必要なうるおいはそのままに、刺激を与えず汚れだけを落とす特徴があります。 ちなみに、界面活性剤にも自然由来のものがあり、サポニンやリン脂質、ペプチドなどのように自然界に存在しているものを使用している石けんもあります。

ポートランド生まれの「カマムソープ」のこだわりがスゴイ!

カマムソープ
カマムソープ
洗顔後の肌ツッパリ感や、乾燥が気になりはじめたことをきっかけに、普段使う洗顔料の成分を見直してみることに。そこで出会ったのが「カマムソープ」です。

2000年にポートランドで生まれたハンドメイドソープブランドであるこちら、本国ポートランドでじわじわと人気が高まり、日本でも話題になっています。その理由はなんといっても創業者であるロリ・ブレッソンさんによる独自のソープレシピです。使用するオイルは高品質な植物オイル。これに精油を贅沢にブレンドすることで保湿力と香りの高さを実現。
カマムソープ
肌のかさつきに悩むわたしがチョイスしたのはHEAVENLY HEMP SOAP(ヘブンリーヘンプソープ)。天然の必須脂肪酸を最も多く含むヘンプシードオイルを贅沢に使用しているだけあり、洗っているそばからうるおいが実感できます。さらに、ヘンプシードオイルには炎症を抑える働きを持つγリノレン酸も豊富なため、健やかな肌へ育てる効果も期待できそう!

香りにはシダー、フランキンセンス、ベチベル、カルダモン、パチョリをブレンド。さわやかな森の香りに、心が満たされていきます。
アンチエイジング、オイリー肌、敏感肌など肌質や目的別に合わせて選べるほどの種類の豊富さもカマムソープの人気の理由のひとつ。上質なナチュラルソープの使い心地に、本国ポートランドはもとより、世界中で愛用者が増えているのも納得です。

使用感の秘密は手練りと熟成

天然由来とうたっている石けんでも、石けんを作る工程の「練り」の段階で機械を使用するのが一般的とされています。ハンドメイドソープブランドであるカマムソープは、枠に石けんの原料を流し入れて、時間をかけて冷やし固めて作る「枠練り」を採用。この製法は手練りのため、どうしても少量生産になってしまうのは否めません。

しかし、機械練りでは通常数%しか配合できない有効成分を約10倍の30~40%も配合できるため、高品質な植物オイルやエキス、エッセンシャルオイルを独自のブレンドで組み合わせることが可能に。ハンドカット後は、1ヶ月以上の熟成期間を置くことで含まれる天然由来の油脂の性質や、スクワレン、ステロール、ビタミンA、B、Eなど、肌に良いとされる成分も石けんの中に残ったままに。原料はもとより、製法にまでこだわったカマムソープは、本物の100%ナチュラルハンドソープといえますね。

ポートランドで愛されて13年。植物のめぐみをたっぷり閉じ込めた「カマムソープ」の確かな品質はヘアケア、ベビー用品、角質ケアなどにも商品展開されています。汚れのみを落とし、肌を育てるナチュラルソープなら、年齢に負けない健やかな毎日を送ることができそうです。

⇒詳しくはこちら:DigitalMountain
文:ねこりょうこ
ライター/エディター/フードスタイリスト
情報誌編集部員を経てフリーランスに。美容、インテリア、フードなど、スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。
ごはんと動物をこよなく愛し、今日も「おいしい」と「かわいい」を求め、日本全国を取材活動中。
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