クレープやガレットといえば、甘いスイーツをイメージする方も多いのでは?本場、フランスでは砂糖やバターをたっぷり使ったテイスト以外にも、ハムやチーズ、卵を使った「お食事クレープ」がよく食べられています。そんな「ガレット」を、家庭で簡単に作ることができるミックス粉で作ってみました!
フランス・ブルターニュの郷土料理「ガレット」とは?
「ガレット」とは、フランスはブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉を使った薄いクレープのような料理のこと。フランスでは「クレープリー」と呼ばれる専門店も多く、スイーツ系から食事系までさまざまな具材を使ったガレットがあります。
ランチやディナーでよく食べられているのは、ハムやチーズ、卵・野菜などをトッピングした「甘くない」ガレット。ブルターニュ行きの発着駅があるパリのモンパルナス駅界隈はクレープリー激戦区となっており、たくさんのお店が軒を連ねていることでも知られています。
家庭でガレットを作るのはちょっと面倒
日曜日のブランチはほぼガレット!というほどにガレットが大好きなわが家。ところが、家庭でガレットを作るには少々手間がかかるのが難点。材料は市販のそば粉と水、塩。これらをボウルに入れて混ぜ、生地を作るといった、一見、簡単なレシピなのですが、そば粉は小麦粉に比べて水と混ざりにくい特徴があります。そのため、そば粉に一気に水を入れるとダマになってしまうことが...。それを防ぐには、材料を混ぜたあと冷蔵庫で一晩寝かせる工程が必要なのです。こうすることで生地が落ち着き、程よい粘りが出て、外はカリッ、中はモチっとした生地を焼くことができます。
寝かせ工程はおいしく作るために欠かせない手順とはいえ、食べたい時にすぐに作ることができないのがちょっと残念。そこで見つけたのが、混ぜて焼くだけの「ガレットミックス粉」です。
寝かせ工程はおいしく作るために欠かせない手順とはいえ、食べたい時にすぐに作ることができないのがちょっと残念。そこで見つけたのが、混ぜて焼くだけの「ガレットミックス粉」です。
ガレットミックス粉で作る基本のガレットレシピ
水と混ぜて焼くだけの「ガレットミックス粉」は、ボウルにミックス粉と水を入れ、ホイッパーでよく混ぜるだけの簡単レシピ。冷蔵庫で寝かせる必要がないため、すぐに作ることができるのが最大のポイント。
早速作り方の手順をご紹介しましょう。
早速作り方の手順をご紹介しましょう。
【作り方】
- ボウルにガレットミックス粉(30g)と水(60g)を入れ、よく混ぜる。
- フライパンを強火で熱し、バターを敷いて生地を流し入れ、フライパンを回しながら均一に生地を伸ばす。
- 弱火〜中火に落とし、すぐに生地の中央に卵を割り入れ、チーズやハムなどお好みの具材をのせる。
- チーズが溶け、外側の生地がフライパンから浮きがってきたら、周囲を折りたたんで四角形にする。
- 卵の白身が固まったらお好みで黒コショウを振って完成。ベビーリーフなどの野菜を添えてもOK。
ガレットと相性抜群!ボルディエバターのコクと香り
生地を焼き上げるバターは、できれば「発酵バター」を使ってみましょう。
中でもオススメは、ガレット発祥の地であるブルターニュ地方で1982年に創業したボルディエ社の発酵バターです。昔からの製法にこだわり続け、機械化を一切行わずに全て手作りでバター作りを行っています。
現在では、フランスで唯一となる木製攪拌槽を使った、伝統的な手練製法でこだわりのバターを製造。ちょっと値が張りますが、料理の味をワンランクアップしてくれますよ。
中でもオススメは、ガレット発祥の地であるブルターニュ地方で1982年に創業したボルディエ社の発酵バターです。昔からの製法にこだわり続け、機械化を一切行わずに全て手作りでバター作りを行っています。
現在では、フランスで唯一となる木製攪拌槽を使った、伝統的な手練製法でこだわりのバターを製造。ちょっと値が張りますが、料理の味をワンランクアップしてくれますよ。
ガレットミックス粉に使用されているそば粉は、信州長野産の臼挽きそば粉。ブルターニュと信州のおいしいマリアージュはまさに絶品!ガレットの具材は基本の卵とチーズのほか、ハム、炒めたきのこ類、ゆでたジャガイモなどを加えてもおいしくいただくことができます。甘いものがお好みの方は、シンプルにバターで生地を焼き、グラニュー糖をまぶすのもオススメです。
フランスのソウルフード「ガレット」を、ぜひご家庭でも味わってみてくださいね。
フランスのソウルフード「ガレット」を、ぜひご家庭でも味わってみてくださいね。
⇒詳しくはこちら:ガレットミックス粉