豆乳とは、大豆をすり潰して絞ったときに出る液体のことです。豆乳は高タンパクかつ低カロリーで、ビタミンなど豊富な栄養素を含んでいるため、健康やダイエットにも適しています。牛乳の代用品として、乳製品アレルギーの方や食事療法をされている方の食事にもよく使用されています。
妊娠中にカロリーコントロールをしたいときや、産後に母乳育児のため食べ物に気を遣っていたとき、現在では子どもの離乳食作りに、我が家では豆乳が大活躍しています。卵や乳製品を使わなくても、豆乳を使うととても美味しいおやつを作ることができます。
「豆乳」を使って作る「冷たいおやつ」
私が豆乳を使ったおやつを自分で作るようになったきっかけが「豆乳プリン」です。本来、卵や乳製品をたっぷり入れて作るプリンですが、豆乳プリンはあっさりと優しい甘さでありながら、柔らかくとろける食感でやみつきになります。
作り方はとっても簡単。
豆乳(400cc)とはちみつ(大さじ2)を鍋で沸騰直前まで煮て、お湯(50cc)でゼラチン(5g)を溶いたものと混ぜ合わせます。器に入れて冷やし固めれば出来上がり。
このレシピを基本に、はちみつの量を調整して黒蜜を後がけにしたり、色んな食材を加えて、「ごま豆乳プリン」「抹茶豆乳プリン」「ほうじ茶豆乳プリン」「ココア豆乳プリン」「豆乳パンプティング」などを作っています。
「豆乳」を使って作る「焼き菓子」
焼き菓子は通常たっぷりのバターや卵やお砂糖が入っています。妊娠中、産後はできればそういったお菓子は控えたい……。でも全く食べないとストレスになってしまう……。
そんなときに重宝していたのが、豆乳で作る卵乳製品不使用の焼き菓子です。体に優しい上に、粉を使った焼き菓子は食べ応えがあり、大きな満足感を得ることができます。「豆乳クッキー」「豆乳ドーナツ」「豆乳マフィン」「豆乳ケーキ」などを作っています。
「豆乳」を使って作る「蒸しパン」
我が家で離乳食にも重宝しているのが蒸しパンです。豆乳を使って、色んな野菜も入れて栄養たっぷり。ほんのり優しい甘さで、ふんわり柔らかな生地です。朝ごはんにもおやつにもぴったり。蒸したては格別な美味しさです。
「豆乳」を使ったおやつ作りで参考にしたい本
本屋さんのレシピ本コーナーに行くと、豆乳を使ったおやつ作りの本がたくさん並んでいます。その中で私がよく参考にするのが、「スマイルクッキー」で有名な「なかしましほ」さんの本と、「おやつこ」で有名な「まっちん」さんの本です。体に優しく美味しいおやつ作りの強い味方になってくれますよ。