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必要なのはほんのひと塩だけ!いつものお刺身をもっと美味しくするコツ

フフルルニュース

必要なのはほんのひと塩だけ!いつものお刺身をもっと美味しくするコツ
食卓の定番メニューのひとつ、お刺身。これにお塩をプラスすれば、いつもの倍、美味しいお刺身にすることができます。また、しょうゆに一手間加えてみるのもおすすめ。この記事を参考に、最高に美味しいお刺身を味わってみてください。

大人も子どもも大好きな定番料理といえば、お刺身。お魚を使った料理はたくさんありますが、やはり新鮮なお魚を存分に味わえるお刺身は格別ですよね。そんなお刺身は、ほんのちょっとの工夫でもっともっと美味しくすることができます。

 

今回は、より美味しく食べるためのコツや、おすすめの商品についてご紹介します。

満足度アップ間違いなし!美味しく食べるためのコツ

お刺身は、炒め物や揚げ物などと違って、非常にシンプルな料理です。食べるのに必要な調味料といえば“しょうゆ”や“わさび”ぐらいで、だからこそ素材の味をじっくり堪能することができます。そんなお刺身をより美味しく食べたいなら、“しょうゆ”と“お魚の下準備”にこだわってみましょう。

 

しょうゆに一手間プラス

お寿司屋さんに行ったとき、「お家で使うしょうゆと味が違うな」と感じたことはありませんか?それは、お寿司屋さんでは市販のしょうゆではなく、とっておきの煮切りしょうゆを使っているから。煮切りしょうゆとは、しょうゆ・水・酒・みりん・出汁などを合わせ、煮切って作るしょうゆのこと。しょうゆに一手間加えるだけで、お魚がもつ旨みをぐっと引き立たせることができますよ。

 

では、ここであっという間にできる、煮切りしょうゆの作り方をご紹介します。

 

用意するのは、しょうゆ・お酒・みりんの3つ。これらを3:1:1の割合で鍋に入れ、強火で煮立たせます。なお、割合は自分で調整することができるので、お好みの味を探してみてくださいね。お酒のアルコールが飛んだら火を止めて完成です!

 

煮切りしょうゆは、市販のしょうゆと比べて味が非常にマイルド。しょうゆの塩気や香りを抑えることで、その分、お魚そのものの味を前面に引き出すことができます。

 

お魚の表面にお塩をまぶす

お次は、しょうゆではなくお魚の下準備の段階でちょっとした工夫を施します。

 

市販のお刺身を食べようと思ったとき、いざ食べてみると「あれ、水っぽいかも」と感じたことはありませんか? これはお魚が含んでいる水分が原因なのですが、だからといってお魚を強く絞るわけにもいきませんよね。

 

そこでおすすめなのが、お塩を使うという方法です。お塩を使うことでお魚から余計な水分が抜け、身をキュッと引き締めることができます。

 

まずパックを開けたら、お魚の表面・裏面ともにお塩をたっぷりすりこみましょう。上からラップをかぶせ、冷蔵すること10~20分……先ほどより身の引き締まったお魚を水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら完成です。たったこれだけで、高級感のある味わいを楽しむことができますよ。

 

どちらも簡単な方法なので、お刺身を美味しく食べたいという方は、ぜひ試してみてくださいね。

栄養がギュッと詰まった美味しい島マース

沖縄糸満の海水塩
沖縄糸満の海水塩

使用する調味料にこだわれば、効果的にお魚の旨みを引き出すことが可能です。

 

おすすめの調味料のひとつに、“島マース”があります。嶋マースとは沖縄の海水を使ってできるお塩のことで、ミネラルやビタミンといった栄養が豊富で旨みが強いという点が特徴です。

琉Q(ルキュー)の「沖縄糸満の海水塩」は、沖縄の海水を100%使用した島マース。琉球王国の時代から今もなお独自の製法にこだわっており、時間をかけてゆっくりお塩の結晶を抽出していきます。これにより、ニガリをたっぷり含んだ美味しいお塩ができあがります。

 

ニガリには、カリウムやマグネシウム、カルシウムなどの栄養が豊富に詰まっています。また。素材の旨みを引き立たせる力もあるので、これを調味料に使うことでお刺身をより美味しく食べることができますよ。

 

もちろん、島マースはお刺身だけでなく、さまざまな料理に使うことが可能です。

沖縄では、“スーチカー”や“マース煮”といった島マースを上手に活用する料理が知られています。

 

スーチカーは、お塩をすりこませた豚三枚肉をお湯で茹で、薄くスライスしてレモン・シークワーサーをかけて食べるというもの。マース煮は塩煮のことで、白身魚など新鮮なお魚を塩と一緒に煮込んで食べます。

 

どちらもとても美味しいので、気になる方は一度試してみてはいかがですか?

工夫次第でワンランク上の料理上手に

いつものお刺身にほんのちょっと工夫を施すことで、美味しさを格段にアップさせることができます。いつもよりワンランク上のお刺身に挑戦してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

⇒詳しくはこちら:琉Q

文:Mariko Kano
漫画・アニメ、音楽鑑賞、歌うこと、寝ること、人間観察が好きな20代女子。ただいま、「漫画・アニメ 実写化」というワードに過敏になっています。実写化、ダメ。ゼッタイ。