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たどりついたのは「シンプル」。アートディレクター葛西薫が作る文字だけのカレンダー

フフルルニュース

たどりついたのは「シンプル」。アートディレクター葛西薫が作る文字だけのカレンダー
10月も過ぎると、お店のステーショナリーコーナーにさまざまなデザインの手帖やカレンダーが並びはじめます。カレンダーを新調するのは、新しい年を迎えるための儀式のようなもの。壁がけタイプや卓上タイプなどいろいろな種類があるけれど、デザインと同じくらいこだわりたいのが「機能性」。家庭はもちろん、オフィスにもぴったりな究極のシンプルを見つけました。

カレンダーの選び方

ひと口にカレンダーといってもさまざまな種類があります。たとえば、曜日のはじまりは日曜なのか、それとも月曜なのか。予定を書き込みたいのなら十分なスペースはあるのか、紙質、大きさ、枚数など、こだわってみるとたくさんの検討すべきことが浮かんできます。

まずは、カレンダーをどのような目的で使うのかを検討してみるのがよいでしょう。部屋ごとに置く場合は、壁掛けや卓上など用途に合わせて選んでみては?

アートディレクターが手がけるシンプルなカレンダー

とはいえ、毎年頭を悩ませるのがリビングに置くカレンダー。インテリアを損ねないデザインかつ、ひと目で予定がわかるものとなるとなかなか気に入ったものがないというのが本音。デザインにばかりこだわってしまうと、曜日がわかりにくかったり、予定が書き込めなかったりなんてことも......。

そこで見つけたのが広告制作を手がけるアートディレクター葛西薫氏がデザインした「葛西薫 2017 カレンダー/罫線なし」。シンプルなネーミング同様、ムダなものをとことん削ぎ落としたデザインが魅力です。
葛西氏の「市販のものでは自分が使いたいカレンダーがない」という思いからできたものだけあって、家庭やオフィスでも普段使いができるシンプルな仕上がりが特徴です。 程よい大きさのA3サイズの紙に記されているのは文字のみ。フリースペースに自由に書き込むことができます。
もうひとつのポイントは、オリジナルの「Kハンガー」。こちらは紙の真ん中の穴に通して掛ける仕組みになっています。用紙6枚(12ヶ月分)を重ね、ハンガーの引掛け部を用紙中央の穴に通します。
1ヶ月が終わるたびに紙を切り取る必要がないので、12ヶ月分を入れ替えながら使用していけば、前月に記入していた予定も再確認することができます。
Kハンガーで紙がしっかり固定されているので、吊るしても紙が垂れてくる心配もありません。
リビングはもちろん、書斎や子ども部屋、オフィスなどさまざまなシーンにマッチする「葛西薫 2017 カレンダー/罫線なし」。切り取らないため、ダイアリーとして保存するのもおすすめです。

「10年、20年でも飽きのこない定番商品を」という想いのもと、デザインされたシンプルかつ機能的なカレンダーで、新しい1年をあなたらしく彩ってみませんか?

⇒詳しくはこちら:KAUNIS

文:ねこりょうこ
ライター/エディター/フードスタイリスト
情報誌編集部員を経てフリーランスに。美容、インテリア、フードなど、スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。
ごはんと動物をこよなく愛し、今日も「おいしい」と「かわいい」を求め、日本全国を取材活動中。
【公式ブログ】ねこ食堂