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デザインいろいろ!夏は和の心が伝わる"京うちわ"で涼やかに

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デザインいろいろ!夏は和の心が伝わる"京うちわ"で涼やかに
夏になったら、エアコンの温度を下げるのを我慢して、うちわを手に持ってみましょう。うちわは便利なだけでなく、かわいらしいデザインもたくさんあります。日本の伝統的なうちわで、今年の夏を涼しく過ごしてみませんか?

夏になると手放せなくなるのが、うちわ。暑い日にはエアコンをつけるのが一般的となっていますが、うちわには「自然な風で涼むことができる」というエアコンにはない魅力があります。伝統的なものはデザインも洗練されていて、見ているだけでも涼しげです。

 

ここでは、改めて考えたいうちわの魅力、そして具体的な種類について見ていきます。

省エネで健康的。いろいろなシーンで活躍する優れもの

暑い日にはついついエアコンのリモコンを探してしまう、という方は多いはず。部屋の中を快適な空間にしてくれるエアコンはとても便利で、子どもやご高齢の方の熱中症対策にも活躍します。しかし、エアコンは消費電力が高く、クーラー病などの康面での心配もありますよね。

 

そんなときに活躍するのが、うちわです。うちわを扇げば、自然な風で涼むことができます。もちろん、エアコンと併用することも可能。エアコンの温度設定を「少し暑い」と感じる程度に設定して、あとはうちわを使えば、エアコンの消費電力を抑えつつ涼しく過ごすことができます。

 

エアコンの使えない野外では、うちわの独壇場です。夏は鞄の中にひっそり忍ばせている、という方も多いのではないでしょうか?

 

うちわが活躍する意外なシーンが、車の中です。特に夏は車内がとても暑くなるので、エアコンが効くまでの間、うちわを使って涼を取ることができます。赤ちゃんや小さいお子さんと一緒にドライブするなら、熱中症にならないよう、涼しくしてあげられますね。

 

ほかにも、窓からの直射日光を遮ったり、冷風が苦手な人に持たせたりと、用途はさまざま。車を持っている方であれば、車の中にひとつ置いておくことをおすすめします。

 

このように、機能面でとても頼りになるうちわ。どうせ持つなら、デザイン面でもこだわってみませんか?

優雅に涼やかな夏を過ごしたいなら、"京うちわ"がおすすめ。京うちわは伝統工芸品に指定されており、優美な装飾や図柄、50本を超える竹骨などの特徴を持っています。アサガオをはじめとした花柄など、夏の涼しい一面を感じられるデザインも多く、持っているだけでも涼しげな雰囲気を感じられます。

 

京うちわの他にも、日本の伝統的なうちわは多くあります。ぜひ、自分にぴったりな図柄やデザインを探してみてください。

今年の夏はひと工夫!気分から涼しくなれる手ぬぐいうちわと扇子

街頭でよく配られているシンプルなものや、上記の伝統工芸品のほかにも、うちわにはいろいろな種類があります。どこへ行くにも持って歩きたくなるようなデザインが、きっと見つかるはずです。

 

手ぬぐいうちわ

団扇(うちわ)「 シャボン玉 」
団扇(うちわ)「 シャボン玉 」
普通は紙で作られるうちわですが、手ぬぐいを使ったタイプも存在します。

戸田屋商店の注染てぬぐい地「 シャボン玉 」は、そんな手ぬぐいうちわのひとつ。シャボン玉を模したデザインがかわいらしく、涼しげな気分にさせてくれます。手ぬぐいならではの質感や模様のにじみなどにも風情があり、これを持っていれば、一味違った夏になりそうです。

 

扇子

 

扇子・扇子袋セット「兎尽くし」
扇子・扇子袋セット「兎尽くし」
うちわと同じように涼を取ることができるのが、扇子です。うちわは中国や韓国などに由来するものですが、扇子は日本生まれのアイテム。持ち運びするときには、小さく折りたためるところが便利です。

CHIKIRIYA( ちきりや )の扇子「兎尽くし」は、日本の伝統を感じられる落ち着いた色合いの扇子。たくさんの兎が描かれているかわいらしいデザインで、広げるたびに和やかな気持ちになれるかもしれませんね。

特別なうちわを、おひとついかが?

このように、うちわは夏を涼しく乗りきれるだけでなく、デザイン面でも洗練されたものが多い夏のマストアイテムです。女性に似合うかわいらしいデザインも多いので、自分に似合ううちわを探してみてはいかがでしょうか?

文:てるよし
日課はコンビニの新商品チェック(でも買わない)。夢はいつか犬を飼って公園で一緒に遊ぶこと、でも持病のぜん息で飼えない、という病弱設定のライターです。