グルメ・スイーツ

話題の「ギャップ萌え」ラーメン。

NPデパート探検隊 for men vol.5

話題の「ギャップ萌え」ラーメン。
日々、ECサイトという“巨大デパート” を探検するこの企画。可愛いパッケージで気を惹く、高級インスタントラーメンのお味は……?

すでにご存知の人も多いだろう。けっこうポピュラーな商品「白クマラーメン」だ。「マツコ・デラックスの番組でも絶賛!」と宣伝されているが、私もその番組を見て気になっていたのだった。

 

ちなみに、旭山動物園の「白クマ塩ラーメン」というのもあるようだが、こちらは札幌円山動物園の「白クマラーメン」。

 

ま、どっちにしてもオミヤゲ商品だ。奇抜なネーミングと可愛いパッケージで勝負。それだけの商品だろう......とバカにしてたら、実は中身がウマい。というので話題になっているのだ。要するに「ギャップ萌え」ですな。「アイドルだけど歌唱力は本格派」とか、「札付きのワルだけど、雨の中で子犬を抱いてた」とか。見えすいた気の引き方だとは思いつつ、ああ惹かれてしまう。白クマラーメン食ってみたい!

 

というわけで購入しました。購入したサイトのよいところは、バラ売りしているところ。この手のラーメン等は、たいてい10個セットの箱売りになっている。リピーターならいいけど、初めて試すのに箱買いはできんでしょ。

 

さっそく試食です。袋をあけると、調味料の内袋まで統一デザインになっていてオシャレ。ウェブに載っけるので、100円ローソンで売ってる冷凍の「ラーメンの具」もトッピングしてみました。

さて、お味の方は……。

 

たしかに美味い。「まるで生麺な食感」はウソじゃない(「まるで生麺」であって「本当の生麺」とは違うけれども)。しかし残念なのは、この商品との出会いが「マツコが絶賛」の番組だったことだ。

 

中身の評判を先に知ってしまったら「ギャップ萌え」が作用しない。美味いには美味いが、高級インスタントラーメンとしては想定内の美味さだった。そう、これ高級なんです。1袋180円もするんです。ヘタな生麺より高いっす。

 

評価できるのは、麺を茹でたお湯にそのままスープを投入できるところ。今回はウェブ用に凝った盛りつけしてみたが、鍋ひとつで作って鍋からそのまま食す、というインスタントな喰い方も可能だ。茹で汁とは別のお湯にスープを溶かしてください、みたいなのだったら生麺と手間が変わらない。インスタントである利点は日持ちすることしかなくなってしまうではないか。

 

白クマラーメンは調味料と香味油を分けたりもせず、 調理法もきわめてシンプル。インスタントのアイデンティティをきちんと保っているところが偉いです。醤油味も出てるようなので試してみたいと思いました。

 

⇒詳しくはこちら:かに太郎

文・黒住 光
ライター・脚本家。雑誌『TARZAN』『SPA!』などで映画レビュー、コラムなど執筆。脚本作品にドラマ『まほろ駅前番外地』、アニメ『おでんくん』『美肌一族』『ズモモとヌペペ』など。共著に『SF宇宙映画の逆襲』『裸のシネマ』など。元・日本美女選別家協会会員。

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