わたしたちの暮らしにあふれる「モノ」は、それぞれに役割があります。それらが単に、機能だけを追求したものだったとしたら・・・、暮らしは無機質でさびしいものになってしまうかもしれません。
それではモノに「デザイン」という命を吹き込んでみましょう。それがたとえ、鉛筆1本だとしても、たちまち熱を帯びた愛しいモノになるかもしれません。大阪を拠点に活動するデザインユニット「graf」が手がけるアイテムは、そんな愛すべきモノたちであふれています。
調理方法はアナタ次第?冷蔵庫に忘れ去られた野菜たちの共演
たとえばこちら。冷蔵庫の野菜室に忘れ去られたリンゴのようなかたちをした真鍮のピース。さて、どんなふうに調理しましょうか。
あら不思議。読みかけの本のしおりになっちゃった!程よい重さはペーパーウェイトにもぴったり。
お次はこちら。新鮮なタマネギを型取りして、真鍮という魔法にかければこんなにキュートな鍋敷きに!
これら、真鍮の野菜「cut piece」は、デザインユニット「graf」と、デザイナー戸田祐希利さんとのコラボレーション商品です。暮らしの中に潜んでいるアイデアのきっかけや、豊かさを見つけるためのヒントになるカタチを求め、キッチンツールや家具、ステーショナリーなどを展開しています。
デザインの可能性を感じずにはいられない、cut pieceの楽しさは、毎日の暮らしにユーモアと、愛しさをもたらしてくれます。
利便性や機能性だけじゃつまらない。暮らしをもっと遊んでみませんか?