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日本一マジメなたわしがポップでキュートなデザインに!お台所のキレイは伝統の亀の子たわしにおまかせあれ

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日本一マジメなたわしがポップでキュートなデザインに!お台所のキレイは伝統の亀の子たわしにおまかせあれ
日本伝統のお掃除アイテムといえば「亀の子たわし」。100年を超えて愛される品質はパームヤシ繊維や密度に確かな違いがあります。そんな「マジメ」な亀の子たわしに斬新なデザインのラインナップが登場!亀の子束子が長年愛され続ける理由とともに、お気に入りのキッチンにもナチュラルに溶け込むニューカマーをご紹介しましょう。

どのご家庭にもひとつはある「たわし」。頑固な汚れも強靭なボディでゴシゴシ洗い流してくれるスグレモノです。

 

たわしの代名詞ともいえる「亀の子束子」が誕生したのは今から約100年前のこと。それまでの洗浄道具といえば、わらや縄で作られたものが主流で、汚れ落ちはいまひとつだったとか。そこで登場したのがヤシ科の植物「シュロ」で作られた「亀の子束子」です。シュロの繊維を針金で巻いたその形が亀に似ていることから「亀の子」と名付けられました。

 

創業当時から製造方法がほぼ変化していない亀の子束子は、職人の技術そのもの。日本の磨き続けてきた立て役者は、100年の実力を持つ「亀の子」といえますね。

強さ、優しさ、あなたのお好みはどれ?

ひと口にたわしといってもその素材はさまざま。創業当時から使用されているシュロに加え、パームヤシ、サイザル麻などがあります。

 

たわしは、ザルやセイロなど目のあるもの、包丁やおろし金など刃のあるもの、木のまな板やすり鉢など溝のあるものなど、さまざまな調理道具を洗うことに適しています。用途に合わせて素材を選ぶことで、おもしろいほどに汚れがよく落ちるのだとか!

なんてったって強靭なボディが好き!「パームヤシ」

パームヤシが得意とするのが「掻きだす、こすり取る」といった汚れ。こびりついてしまった頑固な汚れのほか、目の細かいザルなどにも適しています。

 

かたいパームヤシは繊維の先端(点)が汚れを掻きだす、こすり取る頼もしいたわしです。

強いだけじゃいや。やっぱり優しくなくっちゃ!「シュロ繊維」

とはいえ、強引なタイプより、優しさがほしいときだってありますよね。

 

強さと柔軟性を持ち合わせたシュロで作られたたわしは、コシの柔らかさで優しく汚れを落とします。繊細な木のまな板や野菜の泥を落とすのにおすすめです。

優しさにいつも包まれていたい…「サイザル麻」

いいえ、わたしはもっと優しいたわしが好き!という方、ご安心ください。「サイザル麻」の柔軟性は体を優しくマッサージするように汚れを落としてくれます。

 

実際に、健康たわしとしてボディにも使用されているのだとか。テフロン加工のフライパンやホーロー鍋も、繊維全体で汚れをやさしく、やさしく落としてくれますよ。

スリランカデザイナーによる斬新なたわしが登場!

LIZAシリーズcumo_cherry
LIZAシリーズcumo_cherry

100年続く亀の子束子の情熱は、今もなお、職人たちに受け継がれています。その思いは海外にまで届き、スリランカのデザイナー「リザ」の新しい感性によって磨かれていきます。

 

ホワイトパームで作られた「LIZA」シリーズは、ぐるぐる丸まった音符のような「グルグ」、キュートなハート型の「ココロ」、空に浮かぶ雲を彷彿させる「クーモ」、角にぴったりくっつく「ピッタ」の4種類。そのチャーミングなネーミングからもわかるように、斬新かつ、とにかくポップでキュート!

 

お気に入りのキッチンにナチュラルに溶け込み、お掃除も楽しくなりそう。

pittaM melon
pittaM melon

明治に誕生し、大正・昭和・平成と同じ名前、同じ形、同じ品質で日本を磨き続けてきた亀の子束子。それに甘んじることなく、新たなたわしづくりに挑戦し続ける姿勢は実直そのもの。日本が誇る「ものづくり」のひとつ、亀の子束子で、家中をピカピカに磨いてみませんか?

⇒詳しくはこちら:亀の子束子

文:ねこりょうこ
ライター/エディター/フードスタイリスト
情報誌編集部員を経てフリーランスに。美容、インテリア、フードなど、スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。ごはんと動物をこよなく愛し、今日も「おいしい」と「かわいい」を求め、日本全国を取材活動中。
【公式ブログ】 http://diningasfortunate.blog.fc2.com/