フルーツと砂糖だけで簡単自家製シロップ
シロップ漬けは難しそうに感じますが、フルーツと砂糖というシンプルな材料であっという間に仕込みが出来ます。水やサイダーで割ったり、牛乳で甘いドリンクを作ったりと、飲み方はさまざまです。見た目にも涼やかでこれからの暑い季節にぴったり。
今回は3種類のフルーツを一緒に漬けてみました。その作り方と楽しみ方を紹介します。
好きなフルーツを用意しましょう。
この季節はスーパーや八百屋さんにたくさんのフルーツが並んでいますね。随分と悩みましたがレモンとリンゴ、キウイを買ってきました。好きなフルーツを選べばいいのですが、もし迷ったら、『切り口が可愛いのはどのフルーツかな?』と想像してみてください。自家製のシロップは見た目にもこだれるのが魅力のひとつ。
輪切りのキウイやリンゴはとてもフォトジェニックで可愛らしいですよ。
保存瓶はしっかりと消毒を。
保存瓶はしっかりと消毒をしましょう。耐熱性の瓶の場合は煮沸消毒を。耐熱性でない場合はアルコールスプレーで消毒をしましょう。
今回用意したDULTONのビバレッジサーバーは耐熱性ではないので、アルコールスプレーをしてキッチンペーパーで拭き取りました。
フルーツと砂糖を1:1
フルーツをカットしたら、はかりに乗せて分量を量ります。その分量と同じだけの砂糖を用意しましょう。砂糖の種類は白砂糖、黒砂糖、三温糖、グラニュー糖、甜菜糖どれでもOK。準備が出来たら、砂糖とフルーツを交互に重ねていきます。
フルーツを瓶の内側に貼りつけるようにすると、どんなフルーツが入っているのかが分かりやすく、見た目も可愛くなります。
全て入りました。アクセントとしてスパイシーな香りも欲しいので、仕上げに少しブラックペッパーとハーブも入れました。あとは様子を見ながら、1日に数回瓶ごと揺すって砂糖が全体に行き渡るようにします。
2日経ちました。半分以上の砂糖が溶けているのが分かります。リンゴやキウイが少しクシャとして、とても面白いですね。
フルーツのエキスたっぷりのシロップの出来上がり!
5日目で砂糖はすっかり溶け、2日目には透明だったシロップもフルーツのエキスが出てきれいな黄金色になりました。
ドリンクサーバーで作ると、小さなお子さんでも自分でシロップを出せるのがいいですね。
暑い日にぴったりなドリンク作り
一杯目はシロップドリンクの定番、サイダー割りを作りました。シロップとサイダーの割合は1:4。お好みで濃くしたり、薄めたりしてください。
シロップと氷をグラスに入れて、ゆっくりと氷の上にサイダーを注ぐときれいな二層のドリンクが出来ます。仕上げにレモンやミントを添えて、完成です。
暑い日やお風呂上りにぴったりのさわやかなサイダーになりました。レモンにはむくみ改善やデトックス効果があり、リンゴには疲労回復、美白効果、アンチエイジング効果が期待できます。キウイにもフルーツ界トップクラスのビタミンCが含まれています。
保存料も添加物もないので、美味しく安全にビタミンチャージ出来るのも嬉しいですね。
二杯目は、甘くてスパイシーな大人のドリンクにチャレンジ。シロップを水で割ってシナモンと八角を入れました。夜にゆっくりと飲みたくなるような贅沢な香りが広がります。
砂糖の代わりとして紅茶にシロップを入れると、簡単にフルーツティーが出来上がります。漬けたフルーツも食べられるので、ヨーグルトに添えたり、牛乳と一緒にミキサーにかけてスムージーにしてもいいですね。
栄養と美味しさがギュッと詰まった自家製シロップ。簡単で手軽に揃う材料だけで出来るので、是非作ってみてくださいね。