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カカオ豆からチョコレートを作るワークショップに行ってみた!

日々を彩るモノ、自分でつくってみた!

カカオ豆からチョコレートを作るワークショップに行ってみた!
フフルルマガジン編集部のメンバーが制作の裏側をあれこれ紹介するコラム。今回はカカオ豆からチョコレートを手作りするワークショップの体験レポートをお届けします。
こんにちは。フフルルマガジン編集部さかねです。

前々回のブログで「手芸が好きです」というお話をさせていただき、指輪を自作した時のことをブログで書きました!

ハンドメイド好き必見♪世界でひとつだけのオリジナルリング
アクセサリー作り等の手芸ももちろん好きなのですが、実は今お菓子作りにはまっておりまして・・・。
(趣味"だけは"女子力高いね(^o^)と、よく言われます)
リング作りのとき同様、お家で一人でちまちま作業することに飽きてしまったので、ちょっと変わったことをすべくこちらのワークショップに参加してきました!
それがこちら!

カカオ豆からチョコレートを作るワークショップ
バレンタインの時期に合わせてチョコレート作りはよくやっていたのですが、あくまで製菓用のチョコレートを刻んだり、溶かしたり、固めたりするだけで、
そもそもチョコレートがどうやって作られているのかって実は知らない・・・。
そしてきっとフフルルマガジン読者のみなさんも知らないはず!
というわけで、はやる気持ちをおさえ、いざ参加。
ちなみに主催の方の名前は「チョコレートくん」!
一体何者なんだ!

チョコレート作りワークショップ開始!

ワークショップは神楽坂某所で開催されました。
部屋に入るとチョコレートくんと思しき方と、かわいらしい女性の方が笑顔で迎えてくださいました。
チョコレートくん、思ったより普通の男性でした。(もっとキャピキャピした方を想定していたのです。)

手を洗い、エプロンと名札を装着して戦闘準備は完了!
参加者は全部で15名ほど。女性がほとんどでしたが男性もちらほら。
3つの班に分かれて作業を開始しました。
作業台に移ると、そこには写真でしか見たことのない本物のカカオが!中南米グレナダ産のカカオだそうです。
手のひらをはみ出すくらいの大きさ。
思ったより大きい。そして軽い。からから鳴る。
この中から取り出して発酵・乾燥・焙煎させたカカオ豆がこちら。
(この作業はチョコレートくんが自宅で済ませてくださっています)
もうすでにほんのりカカオのいい香りが。
カカオ豆を一つずつ手で割り、中身を取り出します。
こちらを細かくパウダー状にしていくのですが、手でやるのはとっても大変。日が暮れちゃう・・・。
なので今回はお米から米粉を作るときに使う粉砕機を使用しました。
ぶいーん、としばらく粉砕機にかけると・・・
ほらこの通り!
写真では伝わらないかもしれないのですが、若干しっとりとしています。
これは摩擦熱によってカカオの成分カカオバターが溶けたためだそうです。

ちなみにこの状態のカカオはカカオマスと呼ばれるそうです。市販チョコレートの裏に書いてあるやつですね。
カカオマスは豆の状態よりずっと香りが立ちます。
もしや、これだけでもいけるのでは?
という誘惑に駆られてカカオを口に含む、さかね。
に、苦い・・・。
当たり前ですが、お砂糖入れる前のカカオは全く甘くありません!
みなさん注意してください!

本ワークショップ最大の試練到来

粉砕機によりある程度細かくはなったのですが、これじゃぱさぱさだし、粒が粗いし、いつも食べてるチョコレートと全然違う・・・。
これからどうするんだろうなと待っていた我々の目の前に出されたのは、
そう、すりばち!(と、すりこぎ)

「これを、トロトロになるまで混ぜてくださーい!」
と、チョコレートくん。
「ずーっと混ぜてると、さっきみたいに摩擦熱でカカオバターが溶けだしてきてトロっとしてくるんですよ。」
不思議!こんなに粉っぽいのに!楽しそう!
と、喜び勇んでカカオをすりすりし始めるチームメンバー。
すりすり
(10分後)
すりすりすりすり
(また10分後)
すりすりすりすりすりすり・・・・・・
・・・ならん。
全然トロトロにならん!
(そしてめっちゃ疲れる!)
もう30分以上すりすりしているのにトロトロになる気配を見せないカカオ。
これはピンチ!

不安げな顔をしていると、もう一人の主催者の女性の方が声をかけてくださりました。
「大丈夫ですよ、手伝いますね(^^)」
お名前を失念してしまったため、ここではチョコ美さんと呼ばせていただきます。
やさしい笑顔が印象的なチョコ美さん。。こんなか弱そうな女性にすりすりを頼んでもいいのだろうか・・・
と思ったのもつかの間。
ドドドドドド・・・・・・
ありえないスピード、そして力強さですりすりを始めるチョコ美さん。
す、すごい・・・。
私たちはすりすりをなめていた・・・。
ここで頑張って細かくすればするほどカカオバターが溶けだし、加工時にバターを入れる量が少なくなります。
その方が風味が保たれるので、できる限りここで頑張った方がよいです。
ちなみに市販のものは半日くらい練り上げたりするそうです。
大変だなぁ・・・。

砂糖、待望の登場。

主催の方のご協力もあり、無事にトロトロし始めたカカオ。別のボウルにお湯を張り、そこにすりばちを浸けて湯煎で溶かしていきます。
溶けてきたら待望のあれを入れます。
どーん!!
そう、お砂糖です。
今回はヤシからとれたヤシ砂糖を使いました。黒糖のような風味で甘みが強いのですが、後味すっきりなナイス砂糖です。
結構な量を入れてるのですが、これでもかなり苦めのビターチョコレートのお味になります。
砂糖が溶けるくらい混ぜたら今度はカカオバターの登場です。
カカオに元々含まれているカカオバターだけだと量が足りないので、様子を見ながら追加していきます。
そしてこれをくるくるかき混ぜると・・・。
これ、見たことある!
これこそ私が知ってるチョコレート!
つやつやトロトロの液体状チョコレートの完成です。
ただ、このまま冷やしてもうまく固まらないので、テンパリングという温度調整作業をします。
これをすることで、カカオバターの結晶が安定した形になり舌触りの良いチョコレートになるのです。

るんるんしながら盛り付けタイム

テンパリングが終わったら最後は盛り付け★
シリコン型にお玉でチョコレートを流し込み、ナッツやドライフルーツをのっけます。
きゃっきゃしながら盛り付けるの楽しいです。
女子高時代の家庭科の時間を思い出す・・・。
盛り付けが終わったら冷蔵庫でしばらく冷やし固めます。あとは完成を待つだけ!

時間が余ったので、おまけ

チョコレートを冷やし固めている間ひまなので、冒頭にはやらなかったカカオ豆の焙煎体験をさせてもらいました!
使うのはこちらの器具!
じゃーん!
なんとチョコレートくんお手製の焙煎機!
「百均で売ってる網と針金でつくれるよ」
これならいつでもお家で焙煎ができますね。
この中に水洗いしたカカオ豆を入れ、火から20cm程度離して焙煎をします。
近すぎると燃えちゃうし、遠すぎると焙煎にならないので加減が難しいです。
持つところが熱くなっちゃうので、持ち手は濡れ布巾でくるんでおきましょう。
焙煎したカカオ豆はお土産としていただきました♪
そうこうしている間にチョコレートが固まったようです。
なんとも素敵な出来栄・・・!
あんまりおいしそうでうっかり写真撮り忘れるところでした。あぶない。
大好きなイチジクの乗ったチョコを一口。
ぱくり。
今までに体験したことのないような豊かなカカオの香り。
カカオ本来の苦みと、それを邪魔しないヤシ砂糖のほのかな甘み。
すり残しでちょっと粗いまま残ってしまったカカオも、カリッとした食感を生んでいて逆にいい感じ。
普段何気なく食べているチョコレートがチョコレートになるまでには、
こんなにも手間と労力がかかっているんだなぁとしみじみ感じました。
これからはもっと大事に食べよう・・・。
そして来年のバレンタインは、カカオ豆から作ったチョコレートでアタックしようと思います!
チョコレートに関するいろんな情報を交えながらのワークショップなので、すごく勉強になったし楽しかったです。
チョコレートくん、ありがとう!

>>11月のワークショップ受付中ですよ♪
モノ作り欲の止まらない秋。
マガジン読者の皆様、おもしろそうなワークショップ等があったらぜひ教えてください\(^o^)/
ご連絡をいただく場合は こちら からお願いします!
以上、フフルルマガジン編集部さかねでした♪

この記事を書いた人

坂根 扶美

1988年生まれ。大学院で生物学を学んだ後、ネットプロテクションズに入社。

現在はフフルルマガジンの編集を担当。

チョコ好きを豪語していたが、実はビーントゥバーに関してはほぼ初体験。その美味しさに一瞬でとりこに。

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