おでかけ

カジュアルコーデ定番♪王道「ボーダー」を着こなす

「SEVENDAYS=SUNDAY」で、春夏のカジュアルスタイルを極める vol.2

カジュアルコーデ定番♪王道「ボーダー」を着こなす
新しいことにチャレンジしたくなる春は、装いも変えて、フレッシュな気分でいきたいところです。普段はきれいめなファッションでキメている人も、大型連休は流行のカジュアルコーデでおでかけしてはいかがでしょうか? 第2回は、カジュアルの定番のボーダーやTシャツを、クールに着こなします。

ボーダーにTシャツ。カジュアルスタイルの定番アイテムですが、どうもワンパターンになりがちなのと、ボーイズライクになりすぎる傾向に。着回しがきく便利なアイテムだからこそ、かわいくおしゃれに着こなしたい!

 

オフカジュ(オフタイムカジュアル)を提唱する、「SEVENDAYS=SUNDAY」のアイテムで、ゴールデンウィークのおでかけに試したい今季のトレンドをおさえたカジュアルスタイルを、スタイリストの植村美智子さんに教えていただきます。

 

今回モデルとして協力してくれたのは、『anan総研』メンバーの平沢由貴さん。「春夏はショートパンツやスキニーパンツをよく履きます。ボーダーのトップスと合わせたりするのが好きなのですが、どうもワンパターンになりがちで......」と話します。

 

また、身長が高いのが悩みだという平沢さん。「パンツは、ウエストに合わせると丈が合わない」というスタイルの良さゆえの悩みもあるそうです。

大きめのストローハットとパールネックレスでバカンス風マリンコーデ

ボーダーは普段からよく着るという平沢さん。植村さんが提案するカジュアルすぎない着こなしに興味津々の様子。植村さんが選んだのは、太めの青ボーダーのトップスにデニムパンツと万人に愛されるコーデを基本に、ストローハットと、ボリュームのあるパールのネックレスで、脱・平凡コーデ。

 

このデニムパンツ、立体的な縫製なので体にフィット。平沢さんも「窮屈な感じがしません。とても動きやすいですね!」と気に入ったよう。心配していたパンツの丈も、足首が隠れるくらいのベストバランスで、一本持っていると重宝しそう。

 

また、ボーダーのトップスは腰が覆われるくらいの裾丈があるので、腰回りの肉付きを気にする人にもおすすめ。平沢さんの好きなショートパンツに合わせてもバランスが良さそうです。春から夏にかけてワードローブに1組は忍ばせておきたいコーディネートですね。

 

ボーダーニットチュニック¥3,900デニムパンツ¥6,800ブルーパンプス¥4,000(以上、SEVENDAYS=SUNDAY) / HAT¥7,300(オーバーライド 明治通店)ネックレス私物 ※価格はすべて税抜です

甘くなりすぎない、ボーダーワンピの着こなし術

こんなボーダーもいかがでしょう。印象ががらりと変わるボーダーコーディネートをもう一着。「この“王道コーデ”は、絶対平沢さんに似合うと思ってました(笑)」と植村さん。

 

ボーダーワンピに、デニムワンピを重ねて、ヘルシーな印象のコーディネートに仕上げました。植村さんは、そでを折り返し、ボーダー柄をチラッと見せてこなれ感を演出。手首が出ると、いっそう華奢に見えますね。ヒールの低いパンプスと、デニムワンピのミリタリーっぽいポケットもアクセントになって、甘さと辛さがいいあんばい。

それにしても、ボーダーにパールってすごく合います。「今回は長いパールネックレスを巻いて重ねてつけました。ボリュームがあると華やかに見えますね」と植村さん。華やかなパールがボーイズライクにしないポイント。顔周りが明るく見えます。

デニムシャツワンピース¥4,900ボーダー7分袖ワンピース¥3,900ブルーパンプス¥4,000(以上、SEVENDAYS=SUNDAY) / ネックレス私物 ※価格はすべて税抜です

Tシャツ+タイトスカートのポイントは、“ちょっとだけイン”。

透明感のある白い肌の平沢さんは、青がとってもお似合い。平沢さん自身、「好きな色は青」と話すほど、青はハマる色なのですが、今回タイトスカートに持ってきたスモーキーなパステルブルーは、初体験だったと言います。

 

黄色いカーディガンがピリッとスパイシーで、パステルカラーも難なく大人の着こなしに。植村さんは、Tシャツの前だけをスカートにひっかけるようにちょっとだけイン。後ろはインせず、前と後ろでTシャツの長さを変えたら、メリハリのある印象になりました。

今回のようなスタイルの場合の、Tシャツの選び方として覚えておきたいのは、「首がつまっていないものを選ぶことと、身幅に余裕のある“ゆったりサイズ”を選ぶことです」と、植村さん。タイトスカートとのバランスを考えたTシャツ選びは奥が深そう。自分の体型に合わせて、いろいろと組み合わせを試してみたいですね。

肩にかけたカーディガン¥4,900プリントTシャツ¥2,480ライトブルータイトスカート¥5,800(以上、SEVENDAYS=SUNDAY) / ネックレス、シューズ私物 ※価格はすべて税抜です

 

楽しそうにコーディネートを試してくれた平沢さん。「特に、タイトスカートが気に入りました。動きやすいし、生地の柔らかさもいいですね!」と、普段はパンツスタイル派の平沢さんも、気に入ったようです。

 

植村さんの“ちょっとキレイ目要素を足す”というテクは勉強になったそうで、「ボーダーやTシャツを着るときや買い足すときには、ボトムスや小物の組み合わせを意識して選びたいと思います」と話してくれました。

 

次回はメンズ編。「SEVENDAYS=SUNDAY」が得意とするトラッドスタイルを、今季のトレンドを取り入れてコーディネートしていきます。

 

【今回のまとめ】

  • 定番のボーダートップスは小物使いを工夫して、脱・平凡コーデ。
  • ボーダーワンピとデニムワンピの組み合わせは王道! そでを折り返し、ボーダー柄をチラッと見せてこなれ感を演出。
  • Tシャツはサイズ選びが重要。タイトなスカートにインするなら、首もとに余裕のある“ゆったりサイズ”を。

 

【ショップサイト一覧】

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SEVENDAYS=SUNDAY

【SEVENDAYS=SUNDAY 新宿店】所在地:東京都新宿区新宿3-30-13 新宿マルイ本館6F / TEL:03-5925-8857

http://7days-sunday.jp/

講師プロフィール

植村美智子さん
雑誌や広告、タレントなどのスタイリングで活動中。2010年に「Liltin’|ファッションコーディネートサービス」を立ち上げ、お買い物に同行する「ショッピング・ツアー」や、お手持ちのアイテムを仕分けしコーディネートを作る「ワードローブチェック」で、個人のお悩みにもお応え中。バランスのよさを重視した、わかりやすく具体的なアドバイスに定評がある。