趣味・こだわり

万年筆で大人の女性の魅力、神戸発ナガサワ文具センターの文房具

フフルルニュース

万年筆で大人の女性の魅力、神戸発ナガサワ文具センターの文房具
ふふふ&るんるんな情報を全世界から探し出し、お届けするフフルルニュース。今回は、異国情緒漂うファッショナブルな港町、神戸発のオシャレな万年筆をご紹介します。

荷物の受け取りのサインや、ちょっとしたお礼状などのお手紙にも、毎日使っている筆記用具。最近は消えるボールペンや裏写りしない油性ペンなど、文房具店で眺めるだけでもその進化を感じます。でもちょっと待って! 追求するのは機能性だけでいいの? たまには手書きにこだわって、味わい深い文房具を選んでみてはいかがでしょうか。そんな、持っているだけでワンランク上の大人の女性になれそうな、オシャレな万年筆を見つけました。

14金のペン先が醸し出すエレガンス

今回ご紹介したいのは、神戸発のオリジナルブランドである、ナガサワオリジナル万年筆の「PROFIT skeleton『PROSKE(プロスケ)』」です。

 

カラーインクを差し込むと色が映えるクリアなボディを採用し、デザインには高級感を演出する仕掛けがいっぱいです。クリップとリング部分に金メッキが施され、14金のペン先にある風見鶏の彫刻がとてもエレガント。神戸で明治15年に創業された老舗「ナガサワ文具センター」ならではの逸品です。

 

 

50色におよぶオリジナルカラー・インクとのセットも!

「お洒落な神戸の街」に似合うカラーをテーマに展開している、かわいいオリジナルインク「Kobe Ink物語」。このインクは、「公益財団法人 神戸市産業振興財団」が主催する、経済の活性化と新しいブランドの創出を目指すことを趣旨とした「神戸セレクション」に認定されています。そのカラーバリエーションはなんと50種類!

 

 

「波止場ブルー」「北野異人館レッド」「六甲グリーン」「御影グレー」など、名称もユニークでロマンチックです。思い出の場所にちなんだ色を、自分のテーマカラーにするのもいいですね。カラートーンもマットなものから発色の鮮やかなものまで、目移りするほど豊富です。

 

万年筆とお好きな「Kobe Ink物語」の2色に、神戸の町並みが描かれたオリジナルメモパッドのついたお得なセットもあります。万年筆のペン先の太さは、「極細(EF)」や定番の太さの「中細(MF)」、さらには「太字(B)」「ズーム(Z/筆記角度により、細字から太字までが自在に書けるもの)」や「ミュージック(MS/本来は楽譜用)」など、全7種類から選べます。

旅行先に持って行きたくなる、和の色のインク・セット

万年筆の魅力に気がついたら、集めたくなるのがインク。こちらはパイロット社製「iroshizuku mini」のセットです。

 

インクの名前は「朝顔」「紫陽花」「松露(しょうろ)」「霧雨」など。その色は、日本の色彩豊かな風景にインスピレーションを受けて開発されたとのこと。

 

万年筆の魅力といえば、ペン自体のデザイン性もさることながら、やはり独特な書き味。インクだまりによる濃淡が、文字に情感を乗せてくれる気がしますよね。

 

メールやSNSも便利だけど、インクの色までを考え抜いた、筆跡がしっかり伝わる手書きの便りは、また格別の味わいがあります。オシャレな万年筆とかわいいオリジナルインクで、手書きの便りの良さを見直してみませんか。

文・コヤナギユウ
1977年新潟生まれ。デザイナー、イラストレーター、エディター。株式会社yours-store代表としてまじめな制作の仕事を行うほかに、ゆるいイラストブロガーとしても連載を持ち、講演をするなど活躍中。