編集部ブログ

泊まれる本屋さん「BOOK AND BED TOKYO」で最高の瞬間を

今回は最高に幸せな「寝る瞬間」が体験できるという"泊まれる本屋さん"をご紹介します。

泊まれる本屋さん「BOOK AND BED TOKYO」で最高の瞬間を
フフルルマガジン編集部のメンバーが制作の裏側をあれこれ紹介するコラム。今回はネットでも話題になっている「BOOK AND BED TOKYO」に行ってきました。
こんにちは!フフルル編集部の中山ゆみです。

前回の編集部ブログで「旅と本と珈琲と」というカフェを紹介していましたが、読んでいただけましたか?

未だ見ぬ旅先に思いを馳せながら、上質な一杯を。

旅にまつわる本を読みながらコーヒーを飲む至福の時間。私も旅が大好きなので是非行ってみたいです。

本といえば、最近ツイッターを見ていて気になったのが、「泊まれる本屋」という場所。
気になってサイトに飛んでみると、「本を読んでいたら、うっかり寝ちゃった」という最高の「寝る瞬間」を体験できるとのこと。

私もよく寝る前に本を読んだり、映画を見たりするのですが、
気づいたら寝てしまっていて、朝ゆっくり目を覚ます...という瞬間が大好きです。

そんな最高の寝つき体験ができるホステル。これは是非行ってみたい!
ということで行ってきました!

場所は池袋。西口から徒歩3分ほど。
とあるビルの7階に「BOOK AND BED TOKYO」があります。
7階で降りるとすぐにエントランスが。

とても趣のあるおしゃれな受付です。
置いてあるベルを鳴らすと受付の方が出てきてくれます。

ここで、泊まるベッドの場所と簡単な説明を受けて、いよいよ中に入ります。
ドアを開けてみると、一面に本棚が!
天井にもたくさん本がぶら下がっています。

はやる気持ちを抑えつつ、まずは荷物を置きにベッドへ。

全部で30床あるベッドは、本棚の中で眠れる"BOOKSHELF(ブックシェルフ)"と、二段ベッドの"BUNK(バンク)"に分かれています。また、それぞれ"STANDARD(スタンダード)"と"COMPACT(コンパクト)"の大きさの違う二種類があります。
今回私が泊まるのはBUNKのCOMPACTベッド。

BUNKのベッドはこんな感じです。
ベッドにはハンガーが二つ、コンセント、ライトがついており、無駄なものは一切ありません。まさに本を読むことに集中できる空間です。
ついているランプがいい雰囲気を作っていて、なんだか子供のころに作った秘密基地のようでした。

荷物を置いて、リラックスできる服に着替えたら、本棚に向かいます。
置いてあるのは旅の本や、小説、哲学の本もあれば、雑誌や漫画もあります。
いつもは見かけないジャンルの本を知れたり、逆に自分好みの本を見つけられたりなど、読みたくなる本がたくさん。
幅広い分野を網羅しているので、本棚を見ているだけで楽しいです。

本棚の向かいにはゆったりとしたソファーがあり、そこで気になった本を読むことができます。

周りの人も本を読んでいるので気が散ることもなく、ロビーの明るすぎない照明と気の散らないゆったりとした音楽がとても心地良いです。
本棚の中で寝れるBOOKSHELFのほうに泊まっている方は、本棚に近いこともあり、自分のベッドに本を持って行っている方が多いようでした。

フロアには、コーヒーメーカーやトースターなども完備されています。
使用するのにお金はかかりますが、コーヒーを淹れて、ゆっくりと本を楽しむことができます。
ロビーでは飲食可なので、近くにあるコンビニなどで買ってきたパンなどを食べている方もいました。

また、フロアにはシャワーも完備されています。
こちらも有料ですが、タオルなどのアメニティーを借りることができ、ドライヤーも完備。

先にシャワーですっきりして、寝る準備をばっちりにしてから本を読むのがいいかもしれません。
本を読み始めて3時間。時刻は1時過ぎ。
ある短編小説を読んでいたのですが、次第にうとうとしてきました。

そろそろベッドに行こう、ということでベッドに戻ることに。
もちろん本を持ってベッドに戻ります。

私が小柄というのもあるかと思いますが、COMPACTタイプの小さめのベッドでも十分ゆとりがあります。
ベッドに横になって、小説の続きを読んでいるうちに、気づいたら寝てしまっていました。

・・・朝起きると時刻は8時半。ベッドの中で少しだらだらして、準備にとりかかります。

ロビーに出ると、本を読んでいる方がちらほら。近くのお店で買ってきたパンとコーヒー、そして本。完璧な朝です!

チェックアウトの時間は11時。
まだ時間があるので、昨日読み切れなかった本を読むことにしました。

泊まれる本屋ということで、夜の時間を意識しがちですが、朝の雰囲気も最高でした。

こんな優雅な時間を送れる「BOOK AND TOKYO」ですが、一泊の料金はとてもリーズナブル。STANDARDでは4,500円(税抜)~、COMPACTでは3,500円(税抜)~です。
この値段なら気兼ねなく訪れることができますよね。

今回はBUNKのベッドに泊まりましたが、次は是非BOOKSHELFの方にも泊まってみたいと思います。

本好きの方はもちろんのこと、ちょっといい時間を過ごしたいという方にもおすすめです。
みなさんも是非訪れてみてください。

以上、編集部中山ゆみでした!

BOOK AND BED TOKYO

【所在地】
 東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階
【宿泊価格】
・STANDARD ¥4,500(税抜) / 1泊~
 ※土日祝前日などは変動あり
・COMPACT ¥3,500(税抜) / 1泊~
 ※土日祝前日などは変動あり
・チェックイン 16:00 / チェックアウト 11:00
【デイタイム価格】
 ¥1,500(税抜) / 13:00~19:00
 ※個室、シャワーは利用不可

http://bookandbedtokyo.com/

この記事を書いた人

中山 侑美

東京在住。高校時代はチアリーディングに励み、大学では英文学科にてアメリカ研究を専攻。表参道に行くと女子力が上がった気になって満足しちゃう系女子。