編集部ブログ

日本のステキな"モノづくり"をギュギュッと凝縮♪ 「第21回 大日本市」で見つけた、ココロ揺さぶるモノたち

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日本のステキな
奈良発の人気雑貨店『中川政七商店』が主催する第21回 大日本市。「日本の工芸を元気にする!」をテーマに東京・青山で3日間、小売店バイヤーや自治体関係者限定のイベントとして開催されたもので、そこにフフルル編集部もお邪魔してきました! 会場では、選りすぐりの工芸メーカーが作る逸品がずらり。ひとたびそのこだわりや特長を伺えば思わずファンになってしまう、そんな素晴らしいアイテムばかりでした。今回は編集部が特に注目したモノを厳選してお届けします。
第21回 大日本市

まずは主催者である『中川政七商店』の可愛らしいアイテムから

文香
一見すると招き猫をかたどったカードのようですが、これは「文香」といってお手紙を送る際に封入して、香りを贈るアイテムなんです。お手紙を開けたときに、ふわりと和の落ち着いた薫りが漂うというわけ。受け取った人も思わず笑顔になる、そんな大人の配慮を感じさせてくれる「文香」は、招き猫のほか季節のモチーフもラインナップ。
文香
5月のお便りには鯉のぼり、動物が好きな人には動物モチーフなど相手の顔を思い浮かべながら封入してみてはいかが?

そして、編集部が興味津々だったのは『中川政七商店』のロゴが入った特製の缶入りの、桜の花のモナカです。
桜の花のモナカ
春に発売予定の商品で、桜餡を自分でサンドしていただくのだそう。直前にサンドするので、モナカのぱりぱりとした皮の食感を楽しみながら食べられそうですよね。食べた後は缶に小物をしまってリビングに置いておいても絵になりそう! お花見にもっていくお菓子としてもよさそうです。

「贈り物にグリーンもいいかも!」と思わせる『花園樹斎』の鉢植え

花園樹斎(かえんじゅさい)
次に訪れたのは日本の新しい園芸文化を発信する『花園樹斎(かえんじゅさい)』のブース。プラントハンターとして知られる西畠清順氏を監修に迎え、"お持ち帰りしたい日本の園芸"をテーマとして小さな鉢に仕立てられた観葉植物や、園芸用品などが陳列されていました。
花園樹斎(かえんじゅさい)
特長的だったのが、どこか出前のおかもちを彷彿とさせる木の箱です。これは植物のお持ち帰り用の外箱で、トビラを開けると鉢がしっかりとくぼみに固定されていました。見栄えもよいので贈り物にしても驚いてもらえそうですよね。
花園樹斎(かえんじゅさい)
帰りには花の種のお土産もいただきました。上手に咲かせられるか心配ですが、『花園樹斎』によると、植物の「いちばんよい加減を見つけること」が大切なんだとか。環境に合わせて水加減や陽のあたり具合など、しっかり観察することがポイントのようです。

ポップでユニークな新しい神棚『ここかしこ』

ソフト神棚
以前もフフルルマガジンでは洋風インテリアに合わせやすい、シンプルな神棚を紹介しましたが、ひときわ斬新さで目を引く神棚を見つけました。富山の神仏具問屋のウェブショップ『ここかしこ』で扱う、ポップな神棚です。宮型と呼ばれるお社やしめ縄、お榊もすべてフェルト製でできている、その名も「ソフト神棚」はイラストレーター・トヨクラタケルさんとのコラボで出来たもの。こんなにかわいい、ぬくもりある神棚なら家に置きたくなってしまいますね。
雲棚
柱や壁に絵のように祀れる「雲棚」も人気の商品だそう。

『薫玉堂』の新しいお香は、インテリアにもよさそう

薫玉堂(くんぎょくどう)
京都にある日本最古のお香店も出展! 創業は安土桃山時代というから驚きです。老舗のお香というと、お仏壇の前に置かれる地味なパッケージを思い浮かべます。でも、陳列された『薫玉堂(くんぎょくどう)』のお香はびっくりするくらい洗練されたパッケージでした。
薫玉堂(くんぎょくどう)
お香にはそれぞれ「美山のレンゲ」「北野の紅梅」など、香りをイメージするネーミングは京都にちなんだものがつけられています。代々伝わる「調香帳」をもとに調合される香りは上品で、ルームフレグランスとしても活用できそう。チェストの上に置いておいても和洋どちらにもマッチングするデザインです。

以上、「第21回 大日本市」でみつけた編集部が気になったモノたちでした。今回掲載しきれなかったものや、一部は改めて商品を詳しく紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

この記事を書いた人

中堀 那由太

PR会社を経て2014年にネットプロテクションズ参画。フフルルマガジン編集長を務める。北欧風インテリア記事の編集を手がけるも、自宅はまったく北欧から程遠い。というより北欧がなんたるかわかっていない。ただ、ハーゲンダッツが北欧発じゃないことは知っている。