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ブナの木のバターケース、朝こそやさしい手触りを! 

フフルルニュース

ブナの木のバターケース、朝こそやさしい手触りを! 
ふふふ&るんるんな情報を全世界から探し出し、お届けするフフルルニュース。今回ご紹介するのは、朝の食卓にぬくもりを届ける、やさしい手触りの「ブナの木のバターケース」です。

パンが焼けるあの香ばしいにおいは、一日の始まりを幸せなものにしてくれます。天然酵母や胚芽を使用したパンなど、健康志向のものが話題となり、朝食にこだわりのパンが並ぶご家庭も、以前よりも増えたことでしょう。

 

 

こだわりのパンをよりいっそうおいしく味わうために、バターを塗る方も多いのではないのでしょうか。しかし、マーガリンと違って、バターはケースに入れていないというご家庭も多いようです。でも、お気に入りのバターケースを持っていると、おいしさを保てるだけでなく、バターを使うのが楽しくなるはず。

 

琺瑯(ほうろう)やガラスのものも素敵なのですが、木のテーブルにも、座卓やちゃぶ台にもしっくりとくる、木製のバターケースはいかがでしょう。素材は、木目が細かくて割れにくいブナ。バターと木の相性もよく、おいしそうなイメージと、上質の雰囲気を醸し出してくれます。

職人による手作りが生み出すあたたかさ

このバターケースは、和食器を扱うショップ「おかずのうつわ屋」の女将が、かねてから欲しいと願っていた木製のバターケースを、工房の職人の手によって形にしたものなのだそう(バターナイフは別売り)。一般に、木製の器には高価なものが多いなか、値段が手頃で、気兼ねなく普段使いができるところなど、女将による、女性ならではの視点が活きています。

 

職人の手仕事によって作られたケースのなめらかな手触りや、曲線のやさしさからも、その丁寧さが伝わってきます。和食器ながら、どこか北欧の器を思わせるような、スタイリッシュな雰囲気も。木のテーブルウエアのあたたかな質感は、ただそこにあるだけで上品な印象を与えてくれるのです。

 

素敵なケースがあると、バターにもこだわってみたくなる

せっかくのバターケースなので、手作りバターを入れるのもいいですね。バターを作るのは、実は意外と簡単。材料は生クリーム(動物性で乳脂肪分が30%以上)と塩、ペットボトルがあれば準備OK。ペットボトルに冷やした生クリームを入れて、ひたすらシェイクするだけ。やがて固形物と水分に分離するので、ペットボトルを切ってキッチンペーパーに取り出します。後は水分を切って、塩を少々加えればできあがり。ガーリックやハーブなどを混ぜれば、オリジナルバターも楽しめます。

 

木で作られたバターケースは、ケース内の温度変化がゆるやかなのが特徴。冷蔵庫に入れておいてもバターがカチカチに固まりにくく、冷蔵庫から出しても早く溶けるといったことがないので、なめらかな塗り心地を保ってくれます。冷蔵庫から取り出したばかりのバターの固さは煩わしいものでしたが、これなら今まで以上にバターを使いたくなります。

 

バターケースとバターのちょっとしたこだわりが、食卓の雰囲気や、毎日の暮らしのスタイルを変えるきっかけにつながるとしたら、それはとても楽しいことです。ブナの木のやさしいバターケースが、あなたの暮らしに新しい彩りを加えてくれるかもしれませんね。

 

⇒詳しくはこちら:「おかずのうつわ屋」

文・藤田千穂
ライター・プランナー/1977年香川県生まれ。ウエディングプランナー、地元TV局の広報・番組デスク、印刷会社のディレクターを経て独立。徳島、香川を中心に地域プランニングや情報誌のライターとして活動中。