11月の第三木曜日は、日本のワイン好きがソワソワするボージョレー・ヌーボーの解禁日でしたね。ボジョレー・ヌーボーとは、フランスのボジョレーで採れたその年のブドウを使って仕込まれる赤ワインの新酒のこと。もともとはその地域の人々だけが飲む地酒のような存在で、その年のブドウの出来の良し悪しをみるためのワインでした。今では世界中に輸送されて若々しい味わいを楽しめるようになりました。
レストランでも味わえるボジョレー・ヌーボーですが、何本か買って自宅で味わいの違いを飲み比べるのも楽しいものです。今回は自宅にそろえておきたい、こだわりのワイングラスをご紹介しましょう。
レストランでも味わえるボジョレー・ヌーボーですが、何本か買って自宅で味わいの違いを飲み比べるのも楽しいものです。今回は自宅にそろえておきたい、こだわりのワイングラスをご紹介しましょう。
まず、家飲み用に揃えるならひとつはもっておきたいステム(足)のある、スタンダードなワイングラス。白ワインは部屋の温度より冷やして飲む事が多いので、グラスが大きいと温まりやすくなってしまいます。白ワインがお好きなら、ボウル部分がやや小さめのグラスを選ぶと良いかも。スパークリングワインにもぴったりです。
次に赤ワイン用のグラスですが、飲む赤ワインの種類によって選ぶグラスが異なります。赤ワインは香りの変化を楽しむため、ブルゴーニワインを飲むのに適したワイングラスやボルドー用などで大きさが違います。ボウル部分が広いグラスに注ぐことで、ワインが空気に触れる面積が広くなり、しっかり香りを引き出すことができます。
ブドウの品種や熟成度合いによって、赤といっても色合いにも違いがあるほか、グラスを傾けたときの淵部分と中心部の色合いの違いも楽しめますよ。
ブドウの品種や熟成度合いによって、赤といっても色合いにも違いがあるほか、グラスを傾けたときの淵部分と中心部の色合いの違いも楽しめますよ。
キッチンや部屋に飾っておいてもキレイなのが、いわゆるシャンパングラスといわれる、フルート型の細長いグラス。
シャンパーニュやスパークリングワインを飲むためのグラスで、縦長の細い形にすることで注いだ際の泡を楽しみつつ、炭酸を抜けにくくする効果があります。飲み口部分(リム)にシルバーのラインが入ったタイプもあります。
シャンパーニュやスパークリングワインを飲むためのグラスで、縦長の細い形にすることで注いだ際の泡を楽しみつつ、炭酸を抜けにくくする効果があります。飲み口部分(リム)にシルバーのラインが入ったタイプもあります。
どんなワイングラスを選ぶときも、飲み口が薄いグラスを選ぶことが大切です。これはワインが口の中に入ってきたときに、味覚を感じる舌への酸味の刺激をできるだけ和らげ、複雑な味わいを体験するためなんです。
ひとりで飲んでも、友達と飲んでも楽しいワイン。家でゆっくり飲む今年のボジョレー・ヌーボーは、特にグラスにこだわってお金をかけて味わってみませんか
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