HAYは、Rolf Hay(ロルフ・ヘイ)が2002年に設立し、2003年のケルンフェアでデビューしたブランド。HAYが目指すのは、50年代、60年代の偉大なデンマーク家具デザインを受け継ぎながらも、コンテンポラリーな文脈で通用する商品開発を行うこと。国外のクリエイターや、若いデザイナーも積極的に起用し、手頃な値段でデザインアイテムを提供することを信条としています。
手がけるのは、家具、インテリアアクセサリーからデコレーションアイテム、ステーショナリーまで幅広いジャンル。ライフスタイル全体をコーディネートすることができるコレクションを展開しています。アジアでは上海に店舗があります。北欧らしいポップなカラーリングと、洗練かつ遊び心のあるアイテムは、日本の暮らしにもしっくりとなじみそう。それではHAYのアイテムをご紹介!
こちらはポップなカラーリングのラグマット「ピノキオ」。直径2メートルのゆったりサイズ。手で丸めたピュアウールのフェルトボールを縫い合わせた手づくりの一品です。「ピノキオ」という名前は、カラフルな砂糖菓子をつくるデンマークのお菓子ブランドから名づけられました。このラグをつくっているのはインドやネパールの低所得地域で、彼らに仕事の機会を与えるという意義もあるんだとか。
こちらはユニークな六角形のミラー「Shapes Hexagon」。「Shapes mirror」はこれまであまり選択肢がなかった鏡の形に自由なフォルムを与えた、HAYの人気シリーズ。ほかにも円柱形などさまざまな形がラインナップしています。
HAYの魅力は、家具だけではありません。ステーショナリーもとってもキュート。こちらは木でできた、ノスタルジックなデザインの定規。太いストライプがセンチメートル、細いラインがミリメートルを表す、実用を兼ねたポップなデザインが魅力。
⇒詳しくはこちら:haluta(ハルタ)
文・齋藤あきこ