「ditto」は、アート、ファッション、音楽系イベントの企画・運営を多数手がけてきた女性プロデューサーの佐々木奈美によって2013年からスタートしたプロジェクト。遥か昔、テキスタイルは大切なメディアのひとつでした。「ditto」では、上質なシルク100%の素材に、オリジナル作品のクオリティを損なわない高品質インクジェットプリントを施しています。絵を買うことはハードルが高くても、スカーフなら身近に取り入れることができる。このアイテムを身にまとったり飾ったりすることで、日常が少しだけ特別なものになりそう。
こちらはイラストレーター、前田ひさえさんの「horse」。スカーフの永遠の定番モチーフである「馬」が、やさしい水彩で描かれています。
こちらは、CDジャケットや雑誌などで活躍するペインター/グラフィックデザイナーの山口洋佑による「hidden history」。トロピカルな樹木、迫り来る惑星、謎の双子、そして犬。南洋に対する幻想が描かれています
こちらは電子音楽家であり写真家としても活動するアーティスト、AOKI takamasa とグラフィックデザイナーMAAにより始動したプロジェクト 『A.M.』による作品。AOKIさんの写真とMAAさんのグラフィックのコラボレーションで、コンセプトは「規則性が無いものに規則性を与えることによってパターンの動きを強くする。」というもの。クールです。
こちらは、音楽家・蓮沼執太がコンダクトする、フィルハーモニック・オーケストラのグッズとして制作されたコットンシルクのスカーフ。イラストレーター、ゴンゴンによるアルバム『時が奏でる| Time plays - and so do we.』のカバーイラストをスカーフへ落とし込んだ爽やかなデザインです。
⇒詳しくはこちら:CINRA.STORE
2014年12月15日まで、東京・代官山のヘアサロンboy Atticにて、金氏徹平(アーティスト)、GOMA(ディジュリドゥ奏者・画家)らの新作も展示されるエキシビション「boy Attic × ditto スカーフが結ぶ、アートとファッション」が開催中です。こちらも是非。
※現在は終了しています
ditto
http://dittotokyo.wix.com/ditto
文・齋藤あきこ