日本人の主食といえば、ご飯。ご飯にはさまざまな"ご飯のおとも"があり、食卓を美味しく彩ってくれます。
なかでも代表のひとつとして挙げられるのは、"ふりかけ"です。ここでは、ギフト用にも家庭用にも活躍する美味しいふりかけや、そのふりかけを使った美味しいアレンジ料理を紹介していきます。
日本独自の、比較的新しい食文化
ふりかけは、今では当たり前のようにどの家庭でも親しまれている日本の食品です。各食品メーカーから趣向を凝らしたさまざまな商品が発売されており、味や食感のバリエーションが豊富ですよね。伝統的な食文化に思えますが、その歴史をたどってみると、意外と浅いものであることが分かります。ふりかけが生まれたのは、大正時代のはじめ頃。なんと、まだ100年程度しか経っていないのです。
その当時、熊本のある薬剤師が日本人のカルシウム不足を憂慮しました。そこで、どうにかできないだろうかと考え、小魚を乾燥させて粉末にする方法を思いついたといいます。これに煎りゴマ、海苔、ケシの実などを加え、魚臭さが苦手な人でも楽しめるようにしたものが元祖のふりかけだといわれています。そこから急速に発展し、日本の食卓で愛される存在に。ふりかけは今も進化を続けており、素材や製法、その用途まで、バリエーションが増え続けています。
今回紹介したいのは、そんなふりかけのなかでも、とても美味しいと話題の高級ふりかけ"口どけ"。
「思わず舌鼓」から発売されている"口どけ"は、かなりのお値段にも関わらず大ヒットを記録している高級ふりかけです。口に入れた途端にとろける食感と手作業で丁寧に味付けた旨味が人気で、テレビ番組をはじめ多数のメディアで紹介されたこともあります。
“口どけ”は、自分で注文してお家で味わうのもよいですが、ギフトとしてお世話になった方へ贈ることもできます。ギフト用の桐箱入り・風呂敷包み仕様であれば、桐箱にのしを貼ってもらうことが可能。美味しいだけでなく、見た目にも美しい"口どけ"は、きっと相手に喜んでもらえるはずです。
ご飯に乗せるだけじゃない、極上のアレンジレシピ
ふりかけは、ご飯にかけるだけのシンプルな食べ方以外に、さまざまな料理へアレンジする楽しみ方もあります。ここでは、"口どけ"や鰹節ベースのふりかけを使ってできる美味しいアレンジレシピを2つご紹介します。
■きのこの酒蒸し
- 椎茸 ・・・ 3個
- エリンギ ・・・ 20g
- しめじ ・・・ 40g
- 酒 ・・・ 18g
- 口どけ ・・・ 1.5g
- 万能ねぎ ・・・ 2g
まずは材料をカットします。万能ねぎは小口切りにし、椎茸は石づきを取って薄切りに、しめじは小房に分け、エリンギはお好みの大きさに割いてください。次に、きのこ類と酒を鍋に入れ、6~8分ほど弱火で蒸し煮にしましょう。
きのこ類を器に盛りつけ、万能ねぎを乗せたら、"口どけ"などのふりかけをお好きな量かけて完成です。
■ベトナム風蒸しエビ
- エビ ・・・ 中5~8尾
- にんにく ・・・ 中1/2片
- ナンプラー ・・・ 小さじ1/3
- 酒 ・・・ 5g
- 万能ねぎ ・・・ 1g
- 口どけ ・・・ 1g
まずは材料をカットします。万能ねぎは小口切りにし、椎茸は石づきを取って薄切りに、しめじは小房に分け、エリンギはお好みの大きさに割いてください。次に、きのこ類と酒を鍋に入れ、6~8分ほど弱火で蒸し煮にしましょう。
きのこ類を器に盛りつけ、万能ねぎを乗せたら、"口どけ"などのふりかけをお好きな量かけて完成です。
美味しいふりかけを楽しもう
普段何気なく食べているふりかけですが、少し工夫するだけで、もっと美味しい食べ方を追求することができます。ぜひ、ギフトに美味しいふりかけを贈ったり、アレンジ料理を試したりしてみてください。きっと、ふりかけのよさに改めて気づくはずです。
⇒詳しくはこちら:思わず舌鼓