お気に入りの調理器具があると、毎日のお料理がぐっと楽しくなりますよね。使いやすく、美味しくできて、見た目も素敵。そんなお料理好きの願いに応える"最強のフライパン"が、近頃人気を集めています。
その名は、「スキレット」。
あなたはもう使ってみましたか?「一度使えば手放せない!」「スキレットメニューで褒められっぱなし」などなど、多くの人を虜にしてやまないスキレット。その最強伝説をご紹介します。
鉄こそ最強素材!食材の美味しさを引き出します
スキレットとは、鋳鉄製のフライパンのこと。分厚くてずっしり重く、存在感があります。もともとアウトドア用に作られたた調理器具というだけあって、見た目の印象は無骨でシンプル。従来の小型化・軽量化、フッ素樹脂加工といったフライパンとは、方向性が真逆に思えますね。
ですが、"厚くて重い鉄製"のおかげで、スキレットにはこんな効果があるのです。
・熱が均一に伝わるので、ムラなく火が通る
・蓄熱性が高くじっくり焼けるので、旨味を引き出す
・直火もオーブンもOK
・焼く、煮る、揚げる、炊く、燻す、なんでも来い
・丈夫で長持ち。使うほどに油が馴染んで使いやすくなる
たとえばこんな使い方。いつもの料理をグレードアップ
■【焼く】ステーキがお店の味に
スキレットには、「熱し過ぎにご注意ください」ということはありません。強気の強火もへっちゃら。
よく熱したフライパンで表面を焼いて旨味を閉じ込め、あとは弱火でじっくり……と、従来の家庭用フライパンでは難しかったことが、スキレットなら簡単にできてしまうのです。「ナイフを入れれば肉汁が染み出し、一口食べれば旨味が口の中に広がる」そんな極上の幸せを、自宅で味わいましょう。
■【煮る】パーティーにぴったりの本格アヒージョ
バルや女子会でも大人気のアヒージョは、本場スペインでは陶製や鉄製のフライパンで作る家庭料理です。つまり、スキレットにぴったりのメニュー。
作り方は簡単で、オリーブオイルでタカの爪やニンニクを炒め、オイルを足して好きな具をじっくり煮るだけ。マッシュルーム、エビ、牡蠣、ホタテ、タコなど、何でも美味しくできあがります。スキレットごと食卓に出せば、いつまでもアツアツ。旨味が溶け込んだオリーブオイルも、パンにつけて余すことなく召し上がれ。
■【揚げる】カリッ、ジューシーな最強の唐揚げ
分厚い鋳鉄製のスキレットで揚げ物をすると、油の温度が下がりにくいので、カラッと仕上がります。熱伝導率が良くて速く揚がるため、中はふっくらジューシー。「本当に家で作ったの!?」と驚かれること請け合いです。15cmサイズなど、小さめのスキレットを使えば少しの油でも上手に揚げられるので、お弁当作りにも重宝します。
■【炊く】スキレットが最強すぎて炊飯器はお役御免に!?
■【燻す】お家で燻製!スモークチーズやスモーク卵を作ろう
鋳鉄製フライパンであるスキレットは、煙が出るまで熱しても大丈夫。その特製を活かせば、自宅のキッチンで燻製ができます。ポイントは、同サイズのスキレットを2つ用意すること。スキレットの上に網を置いてチーズやゆで卵をのせ、もう1つのスキレットで蓋。あとは煙の様子を見ながら加熱するだけで、スモークチーズやスモーク卵が完成します。「スキレットがあって良かった」と思える瞬間ですね。
そのままテーブルに出せば豪華でオシャレ
スキレットは、真っ黒な鉄製というシンプルな見た目ながら、テーブルにのせると食器にはないオシャレ感を醸しだしてくれます。今流行の、ブルックリンスタイルやカフェ風スタイルには、まさにぴったり。
・1人サイズのスキレットでハンバーグやグリルチキンを作って、そのままテーブルに出せば、カフェ風ランチに。
・パーティーにはスキレットでグラタンやパエリアを。できたて熱々を提供できて、冷めにくいのが嬉しいですね。
・オーブンに入れられるので、ピザやパン、ケーキも上手にできます。スキレットいっぱいのパンケーキや今話題のちぎりパンなど。作って楽しい、食べて美味しいメニューを、スキレットで実現しましょう。
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