髪がイキイキしていないと老けて見える......そう気づいたのは、昼下がりにご年配の奥様方が出ているクイックカツラのCMを見ている時でした。
白髪になってもそれなりに良い髪でいたいなと思いました。しかし、見てみれば、パーマとカラーを繰り返す私の髪は傷みまくっている。
実家に帰った時、美容師である母に「アンタ、髪が死んでる」と言われ、ショックを受けつつもバッサリと切ってもらったのもつかの間、なにが悪いのか伸びてきた髪もすぐ傷んでしまう。
キシキシいってる髪は寝ている間に解けないくらい絡まって、東京でお世話になっている美容師さんに切ってもらう始末。その美容師さんに相談したところ、つけてもらったのが 『ケラスターゼ』。使っている方も多いのでは。その時の見事な髪の変わり様に驚いてから私の「洗い流さないトリートメント」の旅は始まりました。
かくいう私も「洗い流さないトリートメント」って一昔前まで苦手でした。まず、洗い流さないってことに慣れず、ベットリするんじゃないかと思っていて、手にも取らなかったのです。
しかし、今の「洗い流さないトリートメント」は違います。まずはその教えてもらった『ケラスターゼ』のシリーズの中でも今話題の『HU ユイルスブリム ティーインペリアル』からご紹介。
今、人気急上昇のこの薄ピンクのケラスターゼ。オイルなのに軽い仕上がりで、ひと言でいうとすごくさらさらになります。指通りも明らかに違う。人気があるのもうなずけます。
香りはシャネルの香水にそっくりという方が多いですね。しかし若干クセのある香りなので、好みが分かれるところだと思います。
さらさらよりも艶やかにまとまってほしいという方はこちら。
つけた瞬間から広がる上品なバニラムスクの香り。決して甘すぎず爽やかなバニラの香りに包まれながら、タオルドライした髪につけていくとみるみる艶やかさを取り戻していきました。私の傷み具合では、続けないとまだまだダメですが、これは期待できそうです。
アルガンオイルを多く含んだこの『モロッカンオイル』。先ほどの美容師さんもオーガニックの中では最強では。と言ってました。
どうしてもオイルは苦手。でも髪を生き返らせたい。という人にはこちら。
こちらはミルクタイプ。そのためか、若干オイルより髪への浸透が良いように思えました。
なによりも箱も瓶もパッケージがかわいくて、毎日手に取る事で心も潤いました。そのパッケージに花が描いてあったように、香りはフローラル系。
こちらもするするーっと指が通り、髪がしなやかに。さすがリペアと謳っているだけありますな。しかしオイルタイプ特有の艶やかさはやや劣る感じ。その分、軽やかな仕上がりです。
ちなみに「洗い流さないトリートメント」はアウトバストリートメントともいうようですね。
お風呂(バス)入った後(アウト)のリラックスタイムに良い香りに包まれて、髪も心もトリートメントしてください。