水やりの必要がなく、美しさが長持ちするプリザーブドフラワー。さまざまな色があり見た目も可愛らしいため、自宅用としてはもちろん、ギフトにも適したアイテムです。
手軽に部屋を華やかにできることから女性に人気ですが、プリザーブドフラワーは生花と違って"香り"がありません。それゆえ、「香りがしないから何だかリアルさに欠ける......」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、プリザーブドフラワーに香りをプラスできるアレンジ方法をご紹介します。
香りが楽しめる秘密はアロマオイルを使ったアレンジ方法にあり!
プリザーブドフラワーは、生花から樹液や花粉を取り除き、特殊な染料で綺麗に染めて作られる花です。そのため、見た目は生花のようですが、“香り”がありません。しかし、“アロマオイル”を使えば、生花と同じように香りも楽しむことが可能です。では、どのようにしてプリザーブドフラワーに香りを付けるのでしょうか。
アロマオイルを使うといっても、花に直接オイルを垂らすアレンジ方法はNGです。なぜなら、プリザーブドフラワーは湿気や水分に弱いからです。液体を振りかけられると染料が溶け出し変色してしまうため、長持ちしなくなってしまいます。
アロマオイルで香りを付ける際は、コットンやティッシュなどにアロマオイルを染み込ませ、それをプリザーブドフラワーの足元に忍ばせておきましょう。そうすることで、香り豊かで長持ちするプリザーブドフラワーへとアレンジすることができます。
プリザーブドフラワーはブーケ状になって販売されているものが多いですが、なかにはドーム型ケースのなかに入っていたり、リースの形になっていたりとユニークな形をしたものもあります。
日比谷花壇のプリ&アーティフィシャルアレンジ「ローズブロッサム・エレガントビオレ」(ホワイト)も、そうしたユニークなデザインの一つです。
この商品は白い繊維板で作られたフレームのなかに、あじさいやバラがあしらわれています。まるで絵画のようなプリザーブドフラワーなので、棚に立てかけたり、壁に飾ったりするとフレームアートとして活用することができます。テーブルの上に置いて飾るのもおしゃれですね。
ローズブロッサム・エレガントビオレに香りを付ける際は、繊維板の裏にコットンやティッシュを忍ばせておきましょう。そうすることで見栄えよく、ほのかな香りを漂わせることができます。
誰でも簡単アレンジができる!マイクロセラミック付きアロマディッシャー
プリザーブドフラワーに香りを付ける手順は、前項目でも紹介したように簡単です。しかし、なかには自分でアロマオイルを用意するのがちょっと面倒……という方もいるのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、プリザーブドフラワーと香り付きマイクロセラミックが一緒になった商品です。
日比谷花壇が販売しているESTEBAN「ネロリ」は、プリザーブドフラワー、香りが付いたマイクロセラミック、アロマオイル、そして可愛らしい花のポストカードがセットになっています。プリザーブドフラワーだけでなくマイクロセラミックも付いているため、自宅に届いてすぐに香り付きのプリザーブドフラワーを楽しむことができます。
そんなESTEBAN「ネロリ」に同梱されているアロマオイルは、シチリアンベルガモットやネロリ、パチュリが組み合わせられた優雅な香り。落ち着きのある上品な香りなので、ひとたび包まれると心穏やかな気持ちになります。
ESTEBAN「ネロリ」に付いているマイクロセラミックは、期間が経つにつれ徐々に香りが弱くなっていきます。しかし、付属のアロマオイルを3、4滴垂らせば再び香りが広がりますので、いつまでもよい香りを楽しむことができます。
アレンジは好みの"香り"で!お部屋を居心地のよい空間にしよう
"香りがない"という点がウィークポイントであるプリザーブドフラワーですが、このようにアロマオイルを足すことで、生花と同じように香りも漂わせることができます。香りの素であるアロマオイルを変えれば、自分好みの香りにアレンジして楽しめますので、さまざまなアロマオイルで試してみてください。
華やかなプリザーブドフラワーとアロマオイルの豊かな香りで、お部屋を居心地のよい空間に変えてみませんか?