本土とは違った独特の食材が多い沖縄。そんな沖縄では、よく料理に"コーレーグース"が使われています。地元では万能調味料として親しまれていますが、本土に住んでいる方はそのことをよく知らないのではないでしょうか?そこで今回は、沖縄生まれの調味料"コーレーグース"について紹介します。使い方やコーレーグースと相性のよい料理なども載せていますので、参考にしてみてくださいね!
コーレーグースってどんな調味料?
沖縄で昔から使われている調味料"コーレーグース"。強い辛味が特徴的なこの調味料は、キダチトウガラシ(島唐辛子)と塩を泡盛のなかに入れ、1ヶ月ほど漬けて作られます。
沖縄では、調味料だけでなく、その原料となる島唐辛子もコーレーグースと呼ばれています。島唐辛子がコーレーグースと呼ばれるようになった理由は諸説あり、昔の朝鮮半島にあった国のひとつ、"高麗"から伝わったという説や、九州地方で唐辛子のことを"高麗胡椒"と呼んでいたからという説などさまざまです。
そんなコーレーグースは、健康維持に効果的。島唐辛子を始め唐辛子には、血流促進や鎮痛、発汗といった作用をもつカプサイシンが豊富に含まれているので、体の痛みを軽減させる効果やダイエット効果を得ることができます。ちなみに、カプサイシンはアルコールに溶けやすいといわれているので、泡盛に島唐辛子を漬け込んだコーレーグースなら成分の効果を効率よく得ることができますよ。
コーレーグースは、地元・沖縄でよく料理のスパイスとして使われていて、沖縄そばにかけたり、パスタや酢味噌に加えたりと使い方はさまざま。わさび代わりに刺し身醤油へ加えるのも美味しいですよ。また、人によってはラーメンやピザなどにも加えることもあるようです。
使い方はとても幅広いので、上記を参考に自分なりの使い方も見つけてみてくださいね。いろいろな料理にかけてみているうちに、最高の組み合わせが見つかるかもしれません。
食欲そそる!コーレーグースにぴったりの料理
何にでも合う万能調味料コーレーグースですが、最初は「どんな料理を作ろう……?」と迷う方もいるはず。そんな方のために、ここでコーレーグースと相性のよい料理を2つご紹介します!
■そうめんチャンプルー
そうめんチャンプルーにコーレーグースを加えると、適度にピリ辛でお酒のおつまみにもぴったりの一品となります。そうめんチャンプルーを作る際は、どのような食材でも使えますが、イカや豚肉を入れると食べごたえも抜群でおすすめです。ビールと一緒に召し上がってみてはいかがでしょう?
■アジの南蛮漬け
アジの南蛮漬けに使う調味料のなかに、コーレーグースを入れるのもおすすめです。辛味がアクセントになって箸が進むこと間違いなし。また、南蛮漬けには酢を使っているので、日持ちさせることができます。
このように、さまざまな料理に利用することができるので、ひとつ買っておいても損はありません。
自家製泡盛を使ったこだわりの一品
コーレーグースは、沖縄のお土産品店などで購入できるほか、販売店から直接お取り寄せで入手することができます。
沖縄にはさまざまなコーレーグースがありますが、素材にこだわりたいというなら琉Qが販売している"沖縄島唐辛子のコーレーグース"がおすすめ。自家製の泡盛に島唐辛子、黒糖、もろみ酢、よもぎを加えて作られており、生産の過程で農薬や化学肥料などは一切使われていません。また、上記の食材も全て沖縄県産というこだわり様。まさに一級品だといえます。
無駄なものが入っていないので、安心して料理に使うことができます。
いつもの料理にプラスしてみて!
このように、さまざまな料理に加えられて健康維持効果も得られるコーレーグース。いつものお料理にプラスすれば、より美味しくすることができます。「ちょっと変わった調味料が欲しい!」「夏にぴったりな味付けをしたい」という方は、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?
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