偽エキストラバージン・オリーブオイルに注意!
スーパーなどでよく見かける「エキストラバージン・オリーブオイル」。なんとなく良いものなのかなと思っていても、実際に何が違うかわからない......。そんな方も多いのではないでしょうか?
イタリアの国際オリーブオイル協会では、オリーブオイルを純度試験と品質検査によっていくつかのカテゴリーに分けています。
- 果実をそのまま搾ったバージン・オリーブオイル
- バージン・オリーブオイルの中でも品質が良いとされるエキストラバージン・オイル
- 品質がいまひとつのオイルを精製した精製オリーブオイル
- 上記1と3をブレンドしたオリーブオイル
オリーブオイルの中でも一番品質の良いエキストラバージン・オリーブオイルは、ポリフェノール類やビタミンEが多く含まれているため抗酸化作用が高く、動脈硬化や心筋梗塞の予防効果が期待できます。また、老化防止や美容にも良いとされています。
品質の良いオリーブオイルほど健康や美容への効果が期待できるのです。
日本でもよく見かけるエキストラバージン・オリーブオイルですが、日本のJAS規定では精製オリーブオイルと、オリーブオイルしか規定はありません。つまり、どんなオリーブオイルでもエキストラバージン・オリーブオイルと表記出来てしまうんです。
せっかく買うんだったら品質のよい、本物のエキストラバージン・オリーブオイルで健康的な食事をしたいですよね。
種を除いて作る最先端エキストラバージン・オリーブオイル
今回ご紹介するのは、イタリア産のオリーブオイル「イル・デノチョラート」。
イタリアで開催されたSOLインターナショナルオリーブオイルコンテストで金賞を獲得した他、チブスといわれるイタリア最大の国際食品見本市などでも数々の賞を獲得しています。
こちらのオリーブオイルを作っているのは南イタリアにあるグラコ社。1995年より高品質のオリーブオイル、オリーブ実、ソース、ブルスケッタやパテなどを製造しています。
作られるオリーブオイルは自社工場で、プーリア産ペランツァーナ種の単品種のみを使用。通常オリーブオイルは、収穫後洗浄され、そのまま磨り潰されるのですが、こちらのオリーブオイルは実を手摘みで収穫後、24時間以内に種を除いて果肉だけを搾っています。
こうすることで種の雑味がなく、すっきりとした味わいになるそう。どんな料理にも合う万能オリーブオイルです。
手間ひまをかけるからこそ出来る風味と香り
オリーブオイルは通常、遠心分離器に入れられて絞り出されます。この遠心分離機を使うことで効率よく大量にオリーブオイルを生産できるため、現在生産されている80%はこの方法で絞り出されているそう。
効率を上げるために、絞り出す前の状態であるオリーブのペーストに熱を加えるのですが、実はこれ、オリーブオイルの風味が失われてしまう原因となっているんです。
グラコ社では、オリーブ独特の香りや風味を守るため、自然沈殿でオリーブオイルを作っています。そのため他のオリーブオイルにはない、採りたての青いトマトのような風味、ほどよい辛味とミントのような後味を感じることが出来ます。
日本食にもピッタリ
イタリア料理は勿論、洋食にピッタリなオリーブオイルですが、実は日本食にもピッタリなんです。オリーブオイルの味わいを楽しみつつ、簡単にできるレシピを2つご紹介します。
■オリーブオイルde冷ややっこ
食事の付け合わせとして簡単に作れる冷ややっこ。これからの暑い季節にもピッタリです。必要な食材は青じそ、ちりめんじゃこ(今回はシラスで代用)、醤油とオリーブオイル。普通の冷ややっこより風味豊かになり、とってもおいしいです。
■納豆のオイルがけ
日本食といって欠かせないのが納豆!毎朝食べるなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
納豆にオリーブオイルと聞くとびっくりする方も多いかもしれませんが、意外と相性が良いんです。オリーブオイルをかけることで納豆独特の臭みが緩和されます。これなら気軽にオリーブオイルを食卓に加えられそうですね。
料理に加えるだけで健康的な食生活を目指せるエキストラバージン・オリーブオイル。手間ひまをかけているからこその香りと風味を是非楽しんでみてください。
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