汗をかきやすい夏の水分補給は、とても大切なこと。熱中症による脱水症状予防のためにも、水分は積極的に摂取したいものです。でも、せっかく飲むなら、美容や健康によいものを選びませんか? そこでおすすめなのが、元気を維持するパワーフード「ごぼう」を乾燥させた「ごぼう茶」です。
ごぼうはご存じのとおり、根の部分を食用とする食物です。ミネラルや養分をたっぷりと含んだ土地で葉や茎を成長させるために、根は栄養分を吸収します。その根を食べるのですから、ごぼうは栄養素の多い食材といえます。しかし、どんなにそれが多いと分かっていても、ごぼうを毎日食べるのはとても大変です。そこで、手軽に摂取できるごぼう茶の出番! ごぼうの健康によいとされる成分は主に皮に集中しており、加工後の皮を多く利用したごぼう茶は、まさに理想的な栄養摂取の形といえるでしょう。
血流改善で代謝アップに期待? サポニンの力
もともと「薬草」として日本に伝わったごぼう。世界的にも「薬草」として食べることが多く、「食材」として使われるのは珍しいのだとか。
特に注目されているのは、ポリフェノールの一種である「サポニン」。サポニンには血栓ができるのを抑制する効果があるといわれており、血流改善を促してくれるのだとか。
血流がスムーズになることで、栄養や酸素が体のすみずみまで行きわたり、代謝アップにつながります。できてしまったシミやくすみ、肌荒れ、日焼けの改善も期待できますよ。
抗酸化作用で美肌に導くタンニンも
さまざまな病気や老化現象を引き起こすといわれる活性酸素は、お肌にとっても大敵。
ごぼうには、活性酸素の発生を抑制する効果を持つ「タンニン」が含まれており、お肌の抗酸化も期待できるとか。さらに、日焼けの原因ともいわれるメラニンを抑制し、色素沈着による毛穴の黒ずみの予防にも。そのほか、成長ホルモンの分泌を促進するアルギニンも豊富で、お肌の新陳代謝アップも期待大!ごぼう茶は、まさに美容ドリンクといえるかもしれません。
食物繊維たっぷりで快便!
そして、ごぼうの成分で代表的なのが、なんといっても「食物繊維」。腸内環境を整え、便通改善が期待できます。煮出しタイプやティーバッグタイプのごぼう茶にも水溶性の食物繊維がしっかり残っていますが、普段から野菜不足になりがちの人には、粉末タイプがおすすめ。ごぼうそのものを粉末にしているため、不溶性食物繊維も摂取でき、より効率的に多種類の食物繊維を取り入れることが可能ですよ。
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