女性に大人気の履物といえば、そう、パンプス。季節やシーンを問わずオールマイティに活躍してくれるパンプスですが、ずっと履いていると臭いが気になってきてしまうものです。
そこで今回は、パンプスの臭い消しに有効な方法をご紹介します。お出かけ時にぴったりのパンプスも併せて紹介しますので、ぜひご覧ください。
デイリーケア&スペシャルケアで臭いをカット!
パンプスを履いているときの足の臭いは、自分ではなかなか気づけないもの。しかし、自分で気づいていないだけで、周りの人を不快にさせている……なんてこともあります。
パンプスの臭いの原因は、汗によるムレだといわれています。汗とはほとんど関係がなさそうに思える足ですが、両足を合わせると1日コップ1杯分の汗をかくそうです。そのため、臭いを防ぐには使用前と使用後の汗対策が大切なのです。
パンプスを履く前に、あらかじめ足に制汗剤をスプレーしておくのがおすすめ。そして、パンプスを脱いだらシューズ用の除菌スプレーをかけ、なかにシューズ用の乾燥剤を入れてから仕舞うようにしましょう。パンプス内部に溜まった雑菌と汗を取り除くことで、臭いの元を退治することができます。
くわえて、ときどきはスペシャルケアとしてパンプスを丸洗いするようにしましょう。
以下は、素材ごとのスペシャルケアの方法です。
合皮の場合
- 底の汚れを軽く落としておく
- 表面を軽く濡らし、専用の洗剤(中性洗剤でも可)をつける
- 柔らかい歯ブラシや固く絞った布を使って磨く
※強くこすらず、小さく◯を描くように - バケツにぬるま湯をはり、洗剤がきれいに落ちるまですすぐ(きれいな布で拭き取るのもOK)
- 新聞紙やシューズキーパーをつめ、日陰かつ通気性のよい場所で乾かす
本革の場合
- 水を含ませたスポンジや布で、全体を均一に湿らせる
※色ムラを防ぐため、必ず均一になるように - スポンジに水と革用洗剤を含ませ、キメ細かい泡をつくる
- 表面に泡を乗せ、スポンジ(柔らかいブラシでも可)で小さく◯を描くように優しく磨く
- きれいな布で、泡と汚れをそっと拭き取る
- シューズキーパーをつめ、日陰かつ通気性のよい場所で乾かす
上記のケアで、パンプスに臭いが発生するのを防ぐことができます。
自分にぴったりの一足を探してみよう!
前述したとおり、汗によるムレはパンプスの臭いを発生させる原因の一つ。当然、毎日履き続けると臭いも強くなり、場合によっては臭いが落ちづらくなってしまうこともあります。
そうならないよう、パンプスは2、3足持っておくことをおすすめします。
ではここで、おすすめのパンプスを2足ご紹介します。一つはビッグスエード本革、もう一つは合成皮革となっているので、臭いケアの方法を間違えないよう気をつけましょう。
神戸発の先端シューズブランド“Grande Roue(グランルー)”のスエードプレーントゥパンプスは、カジュアルかつ大人っぽいデザインで使い勝手のよさが魅力の一足。インソールにクッションを、かかと部分に低反発クッションを入れているので、足にかかる負担がかかりにくくなっています。くわえて、高さ5cmのヒールはサイレントヒール仕様で、早足で歩いても甲高いヒール音が響く心配がありません。
神戸発のブランドといえば、“prima principessa(プリマプリンチペッサ)”もその一つ。こちらのとんがりパンプスは、8.5cmのヒールとつま先が尖ったデザインが特徴で、スムース・エナメル・スエードの3タイプから好みに合わせて選ぶことができます。計算し尽くされたエレガントなデザインとなっているため、足元をパッと華やかに見せたいときにおすすめ。こちらはインソール全体に低反発クッションを入れているので、長時間歩いても疲れにくくなっています。
いい女の鉄則!毎日のケアでパンプスの臭いにさらば
お気に入りのパンプスは、毎日でも履きたいもの。オシャレに履きこなすなら、しっかり臭いケアをするよう心がけましょう。しっかり臭いケアをすることで、大切な一足をより長く履き続けることができます。