■遊びながらトレーニング
「スラックライン」の基本である、細いラインの上で片足や両足でバランスを取る動作。呼吸を上手に使いながら、ブルブル震えるラインの上で前に進むことは至難の業。全身の筋肉を使うことが必要とされるので、体幹のトレーニングにぴったり!
もともとスラックラインは、アメリカのヨセミテ国立公園で、暇をもてあましたクライマーたちが鉄のチェーンやクライミングロープの上を歩いて遊んだのがきっかけで生まれたゲーム。その後ヨーロッパから人気に火がつき、いまでは立派なスポーツとしてのジャンルを確立。いまでは専用の道具も多数販売されています。この「ギボン」は、ドイツに本社があるスラックライン・ブランドのリーディングカンパニー。スラックラインのコンペティションを世界中で開催しています。
こちらは海外のスラックラインの大会、「2nd GIBBON French Slackline Open」の様子。スラックラインのプロライダーもいて、彼らくらいになるとラインの上で飛んだり回転したり、アクロバティックな動きも可能になります。
もちろんこんなに動かなくても、ロープの上に立ってバランスをとってみるだけでも自分の身体の新しい一面を見られる面白いスポーツです。道具は1万円前後から。ぜひキャンプのお供などにスラックライン・ギアをお持ちになって、家族や友だちと遊んでみては?
⇒詳しくはこちら:GIBBON®
文・齋藤あきこ