1971年9月18日に、日清食品が発売した世界初のカップ麺「カップヌードル」。それまでは、調理設備のないところで温かいものを食べることは困難でした。コンビニもない時代、鍋もどんぶりも使わずに、お湯を注ぐだけで温かいラーメンが食べられるというのは、本当に画期的な発明だったのです。
それから43年、いまや80か国以上で愛される世界的なブランドとなりました。
そんな「カップヌードル」、2012年からはおいしさはそのままに1食198kcalを実現した「カップヌードルライト」シリーズで、氷を入れて冷やして食べる「ICEカップヌードル」という食べ方を提案しているのをご存知でしたか? いつものカップヌードルライトに、夏季限定で氷を入れる食べ方がパッケージに紹介されているのだそう。夏に汗をかかずに食べられるのはうれしいですね。
そんな「カップヌードルライト」シリーズに、今年衝撃の新メンバーが登場。その名も「カップヌードルライトそうめん」!
日本の夏の味、喉越しのよいそうめんがカップヌードルになっちゃいました。
このそうめん、新たに開発された特別な麺なんです。HOTでは湯のびしにくく、ICEではしっかりとしたコシのある食感になります。スープも鶏をベースにシイタケのだしとアサリ、昆布のうまみを加えた和風の味わいで、アクセントにショウガが利いています。
極めつけは、パッケージに描かれている葛飾北斎の富嶽三十六景「東海道江尻田子の浦略図」の雄大な富士山! 海外の方にプレゼントしても喜ばれる、まさに日本の夏を代表するヌードルのひとつになりそうです。
ちなみに、よく間違われる「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは製法と太さ。
そうめんは手延で太さ直径1.3mm、一方、機械で作られる1.3mm以上1.7mm未満の太さのものがひやむぎと言われています。
⇒ 詳しくはこちら:「ICEカップヌードル」特設サイト
文・齋藤あきこ