いわゆる"あまロス"(あまちゃんが終わって悲しみにくれること)に陥っている方にそっと贈りたい、デザインも素敵なミサンガたちです。
願いが叶うピンクのミサンガ
ドラマで使われたミサンガのモデルになったのが、この手仕事支援プロジェクト「三陸に仕事を!プロジェクト」で作られている浜のミサンガ「環(たまき)」。震災後、仕事を失った海の女性たちが、倉庫にあった未使用の漁網を使ってミサンガを作り始めたのです。
最初に始まったのは、岩手県大船渡市三陸町の浜。手先が器用な方は大きな網のミサンガ、初心者の人は細いミサンガ、という風に、避難所を作業場にしてワイワイ楽しく作リ始めました。いまも仮設住宅で女性たちがミサンガを作り続けており、購入することが可能です。
⇒詳しくはこちら:三陸に仕事を!プロジェクト
南三陸からの手芸の便り。
こちらは、南三陸で被災し、避難生活を送る女性たちが創る可憐なブレスレット「ama」amaとはダブルミーニングで、ラテン語の”愛する”と日本語の”海女”をかけた言葉。被災地の人たちが、慣れない手でひとつひとつ心を込めて編んだ、刺繍糸とスワロフスキーのクリスタルがワンポイントで輝くブレスレットです。
このプロジェクトを立ち上げたのは、著書「巴里ノート」でも知られる、元パリ在住のファッションジャーナリスト、村上香住子さん。女優のジェーン・バーキンさんもこのプロジェクトを応援していて、彼女からのメッセージがパッケージには記されています。
このパッケージは、そのまま郵送も可能。大切な人に贈り物をしながら支援することもできる、素敵なアイテムです。
⇒詳しくはこちら:IDEE SHOP Online
文・齋藤あきこ