理科室に標本されていた鉱物の標本って綺麗だったなあって時々思い出します。宝石のように磨かれてはいないけど、自然に生まれた美しさがあるんですよね。そんな、鉱物にときめいた経験をお持ちの方にオススメなアクセサリです。
標本収集するアクセサリ「NEVE」
大阪府の女性デザイナー、松倉葵さんがデザインする、鉱物の原石を素材にしたブランド「NEVE」。結晶には単結晶のものから複雑な化学式をもつ結合体のものまでさまざまですが、それらを未研磨の原石そのままの姿でアクセサリにデザインしています。色や形に同じものがひとつもない、世界でたったひとつの美しさ。またひとつひとつの石に結晶形態と化学式を記載したラベルをつけ、ガラス天板の木箱に入れて販売されているので、標本のように並べて飾るのもステキ。身につけるのはもちろん、コレクションする楽しみもあります。
⇒詳しくはこちら:NEVE
かち割り氷のような透明感「ICE」
奈良在住のジュエリーデザイナー、Songmeさんの2013年コレクション「ICE」。まるで氷河から取り出されてきたような、美しい水晶の原石をそのまま身に付けるリングやネックレスです。天然水晶ブロック原石の表面には研磨を施さず、かち割り氷のような透明感を表現しています。シルバー950の輝きと合わせて、シンプルながら大きな存在感。女性でも男性でも似合いますね。さらに、光の当たる角度によっては虹のスペクトルが現れるのも神秘的。
文・齋藤あきこ