コーヒードリッパ―を使えば手軽で簡単にコーヒーを淹れられるのが魅力ですが、ほんの少しの手間と知識があるだけで、気分や目的に合った美味しいコーヒーを淹れることができます。「朝には短時間でさっと飲めるさっぱりした味」、「午後には時間をかけて飲みたいしっかりコクのある味」等々、いろいろなシーンに合わせてコーヒーの味を変えられることが魅力です!
そんな美味しいコーヒーを家庭や職場で楽しむために出来る、ドリッパ―の使い分け方法を紹介します。
コーヒードリッパ―の基本的な淹れ方
簡単に抽出できる、「ペーパードリップ」の方法を紹介します。ドリッパーはフィルターをセットして使います。サーバーとは抽出されたコーヒーを受ける容器になります。
美味しいコーヒーを煎れるために大切なのは、3番目の手順の「蒸らし」です。コーヒー豆に少量のお湯を注いで蒸らすことで、含まれていた余分なガスが抜けて、より味わい深いコーヒーへと仕上がります。最後にお湯を注いでコーヒーを抽出する時には、円を描くようにゆっくりと注ぐのポイントです。
コーヒーの味が変わるドリッパ―の2つの要素
コーヒー豆は同じでも、淹れるのに使うドリッパ―によって味は変わります。なぜなら味を決めるのはドリッパ―の「穴の形と数」と「形状」だからです。これは各社メーカーや商品によって違います。
なぜこの2つの要素で味の違いが出るのかを解説します!
目的別にコーヒードリッパ―を使い分けましょう
コーヒー豆が同じでもドリッパ―で味に差が出るのは、穴の形や数・形状が違うからでした。以上のことを踏まえて、目的別のおすすめ商品をご紹介します!
朝に飲みたい「美味しさ」と「早く淹れられる」を両立したドリッパ―
■V60耐熱ガラス透過ドリッパー02
円錐形に大きな穴が1つという形状で、忙しい朝でもお湯を注げば短時間できりっとさっぱりとした風味のコーヒーを淹れることができます。
まさに朝の目覚めにぴったりな1杯が楽しめるドリッパーです。
■メリタアロマフィルターAF-M 1×2
ドリッパー本体に小さな穴が空いているため、抽出前にコーヒー豆を簡単に蒸らす効果があります。そのため、コーヒーを淹れる時に行いたい蒸らしの作業を省いても、より深く芳醇なアロマを楽しむ事ができるのです。まさに忙しい朝にピッタリ!少し手抜きをしてもコーヒー本来の芳香を楽しみたい人にオススメしたいドリッパーです。
昼間・仕事や家事の合間に「ガツン」と風味の濃いものを
■トーチ ドーナツドリッパ―
実際に抽出してみると、コーヒーの色の濃さに驚く人も多く、コクと苦味が楽しめるドリッパーです。コーヒーの味がしっかり出ているので、ミルクを入れてカフェオレにするのもおすすめです。
■スターバックス セラミックドリッパ―
側面に1つ穴が空いているので、蒸らし作業も不要です。仕事や家事の合間に気合を入れたい時や、コーヒー豆本来の苦味を堪能したい時に使いたいドリッパーです。
夜はさっぱりバランスの取れたコーヒーを
■カリタ コーヒードリッパ― 102-D
夜にホットミルクを入れてカフェオレにして飲めば、最高にリラックスできます。
■無印良品 磁器ベージュドリッパ―
コーヒーを抽出すると、味はさっぱり、苦味が控えめに仕上がります。苦味が少ない飲みやすさが好評なので、夜に飲むのも良いでしょう。
同じコーヒー豆でも、ドリッパ―で差をつけましょう
シチュエーション別に使い分けたいドリッパーについて紹介しました。
常に何種類ものコーヒー豆を用意しておくのも楽しいですが、買出しや管理がちょっと手間。ドリッパ―はずっと使えるのにお手頃価格で手に入るので、いくつ持っていても便利です。
ドリッパー選びとコーヒーを淹れるちょっとしたコツによって、抽出されたコーヒーの味が大きく変わります!時間帯やシーン別にドリッパーを使い分けて、同じコーヒー豆でも味のバリエーションを楽しんでみてください♪