恋愛において、男子は歴代の交際相手を別フォルダに保存し、女子は同じフォルダに上書き保存すると言われるように、女子に比べて男子には潜在的にモノを集めたくなる習性があるのかもしれない。
そんなわけで好きなモノが見つかると、つい集めたくなるのが男子の性。食玩やフィギュア、プラモデル、スニーカー、スウォッチなど、男なら誰しもなにかに夢中になってコレクションした経験があるのではないだろうか?
個人的にはガンプラに始まり、切手やテレホンカード、ご当地お土産グッズ、キャップ、最近では万年筆など、さまざまなものをせっせと集めてきたが、ただ集めるだけで、それをどう見せるかにまでは気が回らなかったのが正直なところ。
適当な棚に並べたり、引き出しにしまい込んだり、ホルダーに入れたりしてきたが、こうなると集めることだけが目的となってしまい、ちょっともったいない。集めた食玩をデスク周りに飾っている人をよく見かけるが、あれはあまり仕事ができそうには見えない気がする。どうせならコレクションを美しく飾りたいし、それを毎日眺めながら悦に入りたい。自分の好きなものを矯めつ眇めつしながら、ひとり酒というのも最高だ。
今回、ご紹介するのは、そんな要望に見事に応えてくれるコレクションラックだ。キレイに収納するだけではなく、大切な宝物を美しく飾ることを前提に設計されているのが特徴。それだけにディスプレイへのこだわりが細部にまで詰まっている。
例えば、奥行き。通常の棚では奥行きがありすぎて、スペースをもてあましてしまうことも多いが、このコレクションラックの場合、奥行きは19cmと29cmの2タイプが用意されている。これ、内寸は16cmと26cmで、前者は食玩の小さなフィギュアやミニカーなどを飾るのにもってこいのサイズ。後者は大きめのプラモデルやスニーカー、アンティークのカメラなどを並べるのに良さそうだ。家具として考えた場合、奥行きがないほうが部屋を広く使えるという利点も。
さらに嬉しいのがガラス棚を配置する間隔。1.5cm刻みで調整が可能なので、特に小さなものを飾る時に、スペースの無駄を最小限にできるのが嬉しい。そればかりか、空いたスペースも含めて最も美しいバランスでコレクションを飾ることができる。
しかし、このラックをコレクションラックたらしめているのは、なによりもオプションでついてくる背面ミラーだろう。例えば、フィギュアの後ろ姿や、ミニカーのリアデザインなど、並べ方によっては取り出さないと見えない部分も、棚に飾ったまま眺めることができるのだ。
コレクションに限らず、すぐに散らかりがちな細々したものを無造作に棚に置いていくだけでも、それはそれで絵になりそうだ。女性であれば、香水やコスメグッズの収納場所としてもいいかもしれない。
壁の幅木をよけて、壁にピッタリ配置できる幅木よけ加工が施されていたり、安定しした設置が可能となるボトムステージが標準装備されているなど、家具としても優秀。いい意味で生活感を排除した雰囲気も魅力で、コレクションと相まって部屋をスタイリッシュに見せてくれるに違いない。
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