ブラジルファッションは、まず小物から取り入れる
2014年のサッカーW杯に続き、2016年オリンピック開催に向けても、盛り上がりを見せるブラジル。今シーズンは、そんなブラジルをテーマにコレクションを展開するブランドも見られました。日本でもビーチサンダルの「ハワイアナス」、鮮やかなカラーリングのPVCシューズ・ブランドの「メリッサ」、トートバッグが注目されたウェア・ブランドの「オスクレン」など、ブラジルブランドは人気です。ヨーロッパや北米ブランドに比べるとお財布に優しい価格であり、デイリーユースで使えることが、広く愛される理由となっているようです。
2016年に向けてブラジルファッションが、ますます注目されそうな予感。今回は、ブラジルのラッキーチャームである「ボンフィン」というリボンでデザインされた小物たちをご紹介します。
ブラジルのお守り「ボンフィン」
セレブリティやアスリートたちが、ファッションやラッキーチャームとして身に着けるようになったことで、爆発的な人気となった「ボンフィン」。その歴史は1809年に遡ります。
当時、ブラジルのバイーア州にある教会に祭られるボンフィンという神に願いを込め、願いがかなったときに、その感謝を忘れないように教会からボンフィンリボン(ボンフィン像の右腕の寸法)が贈られたのが起源。ネックレスとして使われていたボンフィンリボンは1960年頃からストリートで売られるようになり、地元の人たちにアクセサリーとして使われて、やがてブラジル中で知られるようになりました。
「M.jo」のボンフィンブレスレット
「M.jo」はブラジルのサンパウロで立ち上げられた、ボンフィンを使ったアクセサリーを中心とするブランド。一つひとつ職人さんがハンドメイドで仕上げています。ボンフィンブレスレットは色のバリーエーションも豊富。重ねづけもオススメです。
ボンフィンポーチ
ブラジル国旗のタグがキュートなハンドメイドのボンフィンポーチは、「縦14×横20.5×幅4センチ」の使いやすいLサイズ。ボンフィンのメッセージ「LEMBRANCA DO SENHOR DO BONFIM DA BAHIA」は、ポルトガル語で「バイーアのボンフィン様の贈り物」という意味なのだそう。
カラフルでキャッチーなポーチは、バッグの中でも迷子にならない優等生として活躍してくれそうです。
ボンフィンバッグ
こちらのヤシの木をモチーフとしたトートバッグも、ハンドメイドで作られています。サイズは「縦35×横31×幅9センチ」。A4サイズのものであれば、縦にも横にも入れられます。キャンバス生地なので、ショッピングや夏のビーチに持っていくことが可能。また、大人だけではなく、子ども用のバッグとしても最適です。見ているだけでハッピーになりそうなボンフィンバッグ、誰よりも早くゲットしたいアイテムです。
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