パソコンには、けっこうほこりがたまるものだ。キーボードのすき間はもちろん、ディスプレイが一面ほこりで覆われていることも珍しくない。
蛍光灯の下で作業している時はほとんど目立たないものだが、昼間、例えば、カフェの窓際の席など自然光が入る場所にノートパソコンを持っていくと、こんなに汚れていたのかと愕然とするくらいほこりが目立つ。
そんなこともあり、汚れが目についてくると、セロテープやふせんの粘着部分をキーボードのすき間に入れて、左右に動かしながら細かいほこりをとったりしているのだが、その行為はなんとなく貧乏くさい気がする。もっとさらっとオシャレにできないものか?
解決策として見つけたのが、このパソコン用ブラシ。ディスプレイやキーボードのほこりを払うための専用ブラシだ。
こうしたニッチな作業に特化したアイテムは良品が多いと思う。このブラシもご多分にもれず、ドイツの老舗ブラシメーカーとして知られるレデッカー社のもので、まずなにがいいかといえば、とにかく見た目がいい。素材に使われたブナ材の質感には温もりが感じられ、デザインもムダがなく洗練されていて美しい。
日々の暮らしにスッと溶け込む雰囲気でありながら、生活感を感じるわけではない。持ち手の端に紐をつけ、ワーキングスペースの壁にかけておけば、それだけで絵にもなる。ペン立てにつっこんでおいてもいいだろう。
実際にほこりを払う毛の部分は上下に用意され、毛足が長くやわらかいほうはパソコンのディスプレイの掃除に最適で、逆に毛先が短く少しかたいほうは、キーボードのすき間にちょうどいい。
これからはパソコンを使った後に、このブラシでサッサッとパソコンをなでるだけでOK。習慣にすれば、常にすっきりした状態を保つことができるだろう。
ほこりまみれのパソコンはモチベーションも下がりやすい。作業自体はあっという間だが、その数秒が仕事のやる気アップにも自然とつながっていくのではないだろうか。まさに魔法のブラシなのである。
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